うつ病についてあなたが知っておかなきゃいけないこと

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メンタルヘルス

どうも、黒井みなみ(@961373)です。
「うつ病」という名前を耳にする機会は日に日に増えています。でも「うつ病」がどういう病気なのか、ちゃんと理解できているひとは思いのほか少ないように思います。

今回は「うつ病ってけっきょく何?」という疑問に答える記事です。うつ病とはどんなものか、うつ病の主な症状はどういったものか、うつ病の原因とはなにか。ということについて説明します。

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うつ病ってけっきょく何?

あなたに分かってほしいこと

まずぼくがあなたに分かってほしいことは、うつ病をけっして「心の病気」とか「精神の病気」として理解してほしくないということです。

うつ病は「心の病気」や「精神の病気」と呼ばれることが多いですが、そう簡単にいってしまうと「うつ病は甘えだ」とか「うつ病は根性で治る」というイメージが生まれてしまいます。それはひどい偏見です。

うつ病は「脳の機能障害」です。

「でもうつ病って、医者がそう診断しただけで根拠ないんでしょ?」

と思っているひとも多く見受けられます。しかしそれは間違いです。近年では「光トポグラフィー」という検査法をもちいれば、あなたが「うつ病」なのか「双極性障害(躁うつ)」なのか、はたまた「統合失調症」なのかということはすぐに(それも高い正確性をもって)分かります。

光トポグラフィーとは、頭に特殊な器具を装着し、脳内の血流を見る(グラフにする)ことでうつ病などの気分障害の診断を確実におこなうことのできる検査法です。くわしくは以下に光トポグラフィーについての記述のある書籍を貼っておきますのでご利用ください。

 

うつ病の原因

前章でぼくは「うつ病とは脳の機能障害だ」と書きました。うつ病(双極性障害)になってしまう主な原因は、セロトニンやノルアドレナリン、ドーパミンなどの脳内神経物質の働き(また分泌量)の低下です。

これまでうつ病は「本人の性格や性質の問題」と勘違いされていましたが、近年の研究によって「うつ病は『心の病』ではなく治療の可能な『脳の機能障害』である」ことがわかってきました。

なんどでもいいますが、うつ病はけっして「心の病気」や「精神の病気」ではありません。うつ病とは「脳の機能障害」であり治療することも可能なんです。

こんな症状がつづいたら「うつ病」を疑え

だれにだって「今日はゆううつだなあ」という日はあります。ではどこからが「うつ病」で、どこまでなら「日常」なのでしょうか。そのボーダーラインは「2週間」にあります。

医療系のバラエティ番組などでうつ病を特集するとき、必ずといっていいほど「このような症状が2週間以上つづくひとは・・・」という表現がつかわれています。うつ病のやっかいなところは「ゆううつだなあ」というのがずっとつづくこと。

2週間以上つづくようならうつ病です、とはいえませんが「ふだんならゆううつな気分も寝れば解消されるのに、ゆううつな気分がずっとつづいているなあ」という場合には注意が必要です。

では具体的にどんな症状がつづいたらうつ病を疑えばいいんでしょうか。

うつ病の主な症状

  • ゆううつな気分が一日中つづく
  • 食欲をはじめとしてさまざまな意欲が沸かない
  • 眠れない
  • 何も楽しくない(楽しいと感じられなくなった)
  • 常にまったくやる気が出ない
  • 理由なくイライラする
  • 集中力が低下する
  • 理由なく悲しい気持ちになる

上のような症状が「2週間以上つづく場合は注意が必要」です。

 

ぼくが経験した(している)うつ病の症状としては以上です。他にも「体に起こる症状」もあります。ただの肩こりだと思っていたら実はうつ病からくる肩こりだった、というのはよくある話です。

なんでもかんでも「うつ病のせいだ」と決めつけるのもよくありませんが「自分はうつ病とは無縁だ」と思って、上のような症状がつづいているのに栄養ドリンクを飲むなどして病院にいかないこともよくありません。

疑うべきところは疑って、少しでも「何かおかしいな」と感じたら、気軽に精神科を受診してください。


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