【かくかくしかじか】背中を竹刀でブン殴られたような強い衝撃。【かくかくしかじか – 東村アキコ】

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まいど!ニートブロガーの黒井(@961373)です。

しばらくブログの更新をほったらかしていたぼくは、布団にもぐりこんで東村アキコ先生の自伝的マンガ「かくかくしかじか」を読みました。

若かりし日の東村アキコ先生とその恩師の関係を軸に描かれるマンガ家の青春時代。読むと否応なしに自分の怠惰と甘えを掘り起こされて、悲しく、そして悔しい気持ちになるんです。

全5巻を読み終わるとある言葉が聞こえてきますよ。

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林明子と「先生」とゆかいな仲間たち。

かくかくしかじか-表紙

「かくかくしかじか」は、東村アキコこと「林明子」がマンガ家として活躍するようになるまでの紆余曲折を描いた自伝的マンガです。

でもただの自伝ではありません。

東村アキコ先生は単なる自伝を描こうとしたのではなく自分と自分の目で見た「先生」のことを描きたかったのではないかしらと、思うんです。

背中を押すというより「背中に蹴り」を入れそうな先生。

かくかくしかじかより-日高先生1

上の画像が東村アキコ先生の恩師「日高先生」です。

この画像は明子がはじめて日高先生の絵画教室に行き、先生に絵を見てもらったときのひとコマです。うーん怖い。ハッキリ言って怖すぎるよ日高先生……。

ご覧のとおり絵に描いたような……って、絵に描いてあるんだけど……スパルタ先生です。竹刀を振り回す先生なんてマンガの中にしかいないと思ってました……まあマンガの中なんですけど、この先生が実際にいたと思うとオソロシーですはい。

明子は日高先生の絵画教室に通い、美大へ行くための絵の勉強……というより修行をはじめます。そこには明子と同じように美大を目指している子もいて、さながら美大を目指す人のための予備校のよう。

でも……

月謝は5,000円しかとらないんですよねぇ、日高先生。

「いいから描け!!!」

作中において何十回も繰り返される言葉があります。それは日高先生の言う(というより怒鳴る?)「描け!」という言葉です。

かくかくしかじかより-日高先生2

描け!!

かくかくしかじかより

いいから描け!!!

……と、本当に、何度もなんども明子たちを怒鳴りつけます。

でも、日高先生はその言葉を他人にだけでなく自分にもかけてきたんだろうなぁ、と思うんですよ。その「死に物狂いの熱意」は時を越えて、東村アキコ先生の手により、紙の上にありありと息衝いています。

その熱意を感じると、ぼくは自分の「甘さ」や「怠惰」を認めざるを得ません。するとどうしようもなくて救いようのない悲しさと、悔しさが、胸いっぱいに広がってくるんです。

ぼくはきっとまた「かくかくしかじか」を読み返すだろうなぁ。

かくかくしかじかより-日高先生3

ぼくは「かくかくしかじか」を一生もち続けると思うんです。そんな気がするんです。ときどき読み返して背中を竹刀でバシッとやってもらって、また生きていくんだろうなぁ……と思うんです。

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