多くを必要とする世界から脱する方法:しないことリスト – Pha

しないことリスト-Phaの表紙の写真
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まいど、黒井みなみ(@961373)です。
Phaさんの著書「しないことリスト」を読んだ。

「しないことリスト」はこれまでの「ニートの歩き方」「持たない幸福論」と同様に「ゆるく楽に生きるためにはどうすればいいか?」という「日本一のニート」であるPhaさんらしいテーマが脈々と息づいた一冊だった。

先に言っておくけど、Phaさんの「しないことリスト」は、いわゆる「しないことリスト」とはひと味も二味も違う書籍となっている。「しないこと」というより「要らないものを手放そう」とか「最低限必要なものを見極めてそれは手放さないようにしよう」という感じだ。

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祝・ニート卒業

ジャンプ

著者のPhaさんは「35歳」になったので、便宜上における「ニート」を卒業したことになる。

ニート(英語: Not in Education, Employment or Training, NEET)とは、就学、就労、職業訓練のいずれも行っていないことを意味する用語であり、日本では、15〜34歳までの非労働力人口のうち、通学しておらず、家事を行っていない「若年無業者」を指している。

Wikipediaより

 

そのためか「しないことリスト」の表紙には「元・日本一のニート」の肩書が。これがちょっとツボに入っちゃって、しばらく「おもしろいなあ」と表紙をながめていた。

Phaさん、ニート卒業、おめでとうございます。

いまの世の中は”硬い”

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いまの世の中は硬い。「やらなきゃいけないこと」の数は膨大で、そのなかには「本当に意味のあることなのか?」と疑問に思うこともある。ブラック企業という言葉も出てきて、ますます「働き方」や「仕事の在り方」について考えさせられる。「働きたくない」というひとも増えているんじゃないだろうか。

みんながみんな「働きたくない」となってしまうのは困るけど、働きたくないひとは必ず一定数は存在するものだし、Phaさんの言うとおり「ニートにも向き不向きがある」と思う。

「働いていないから悪である」と決めつけるのはもはや古い考えだ。反対に「働いているから偉い」と考えるのもちょっと極端な気がする。働きたいひとは働き、働きたくないひとは家にいればいい。

お金がほしいひとは働いて、ちょっと蓄えができたから仕事を辞めようかな、なあんて言える未来がくると良いな、とぼくは考えている。

だいたい、ぼくみたいな駄目人間でも「ぬるっ」と生きていける仕組みがあってもいいんじゃないかしら。そうでないと駄目人間はみんな死んでしまう。それは困るなあ。

いまはまだ「働く時代」だけど、そのうち「ほとんどのひとは働かなくても生きていける時代」がやってくるはずだ。人間が楽をするためにコンピュータやロボットが生まれたんだからね。

生活の”硬さ”を和らげるために

スケッチブック-ハート

それ自体を目的としてしまっている感じのする「ミニマリスト」にはわくわくしないんだけど「多くを必要とする世界から離れる」ことには魅力を感じる。

「多くを必要とする世界」から離れ「自分のスペース(肉体的・精神的なスペース)を見つける」ことで、あまりお金をかけなくても「豊かな人生」を送れるようになる。

 

と、ぼくは信じている。

Phaさんの「しないことリスト」からも同様のことを汲み取ることができる。「しないことリスト」では、リストが「4つのカテゴリ」に分けられており、それぞれのリストに「9つ」の要素がある。

リストはそれぞれ「所有しないリスト」「努力しないリスト」「自分のせいにしないリスト」「期待しないリスト」と名前がつけられている。

たとえば第一章「所有しないリスト」なら・・・

  • 買い物しない
  • お金で解決しない
  • 家賃を払わない
  • 独占しない
  • 頭の中だけで考えない
  • 読みっぱなしにしない
  • デジタルにしない
  • 過去に固執しない
  • 積み上げない

しないことリスト – 目次 より

 

このような「9つ」の見出しに分けられている。どれも「ゆるく柔軟な思考を持つPhaさんらしいなあ」と思わせるものばかりだ。

そしてこの「しないことリスト」はまさしく「多くを必要とする世界から離れて自分のスペースを見つける」ためにある。そのためのリストだ。だから全てを実践する必要はない。なんとなく「ピン」ときたものをテキトーにやってみるといい。

あとがき

あとがき

Phaさんの文章を読むと「自分も生きていていいのかもしれない」という気分になる。「自分は死ぬべきだ」とまでは言わないけど、日本には「ちゃんと働いてお金を稼いで、自立して暮らさなければいけない」みたいな風潮が強くあって、それは自分には不可能だなあと思っていた。

だからPhaさんの「楽にゆるく生きようぜ」という思考は、ぼくにとって「そういうふうに生きるのもアリなんだ!」という希望を与えてくれたのだ。完全な(?)ニートとして生きていくのはむずかしいけど、部屋でひとりで最低限の日銭を稼ぐことなら、なんとかなるかもしれない。

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