iPadmini4を3ヶ月使って「タブレットはノートPCの代わりにはなれねえな」と思った理由。

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iPadmini4の写真考え事

まいど、黒井です。

iPadmini4を購入してからおよそ3ヶ月が経過しました。

まいにち充電をしなくてはいけないくらいに使い込んでいるんですが、それでも「ノートPCの代わり」にはなれませんね。

タブレットがノートPCに敵わない弱点というのか、その要素がぼくのなかでは見過ごすことができず、とても便利でたくさん使っていますが、仕事をするならPCだなあ、という感じです。

ぼくの勝手な予想ですが、タブレットはそのうち売れなくなって「やっぱりPCだな」ってなっていきそう。

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パソコン作業の”要”は文字入力でしょう?

iPadにBluetoothキーボードを接続してATOK Padで作文している様子

ぼくがブロガーだから、というのもあるかもしれませんが、ぼくがパソコンを使って行う作業とはおおむね「文字入力」です。

タブレットでは基本的にディスプレイ内に表示される「ソフトウェアキーボード」でタイピングを行いますが、これがとにかく入力しづらい。

「だったら外部キーボード買えよ」

という話ですが、もちろん買いましたよ。記事にもしました。

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Microsoftの「Universal Mobile Keyboard」です。

外部キーボードとしては「ちょっと重いけどしっかりしていておすすめ」なので、外部キーボードを探しているひとは、候補のひとつに入れたほうがいい。

上の製品はたしかに「おすすめ」です。

これで「文字入力がしやすく」なりますが、しっかりとした「外部キーボード」と「iPadなどのタブレット端末」をセットで持ち歩くとすると・・・

MacBook Airを持ち歩くのと変わらない重さなんですよね。

すると最初からキーボードがついていて、ディスプレイのサイズも大きく、SDカードなどの拡張性も高いノートPCのほうが・・・

って、なっちゃうんですよねえ。

AndroidタブレットではIME(文字入力をするためのアプリ)が豊富にあり、無料で使える「Google日本語入力」のAndroidアプリ版もありますよ。

でもiOSでは「Google日本語入力」は未だにリリースしてないし、それどころか、iOSでは外部キーボードを接続すると強制的に「標準IME」が適応される仕様なので、文字入力は、最高の外部キーボードがあってもパソコンに見劣りします。

さらに「入力した文字列」を「コピペ」したり「カットアンドペースト」する時がまた大変。

タブレットでは「ディスプレイ」へのタッチ操作でコピペ等を行います。

このとき「特定の文字列」を選択するのに、自分の指でその文字列の一部が覆い隠されてしまうので、細かな文字の選択がやりづらい!

さらに「外部キーボード」を接続していると「キーボードはタブレットより手前になくてはならない」ので、必然的に「タブレットは奥に設置される」ことになります。

すると「手前のキーボード」に触れる分にはいいんですが、奥にあるタブレットの「ディスプレイ」に触れるのは、手をぐんと伸ばさなくてはならないため、ちょっと億劫です。

ポインティングデバイスとしても、文字入力を行う場面ではタッチパネルよりも「マウス」があったほうが便利ですよ。

じゃあマウスも持ち歩きます?

それならパソコンを持ち歩いたほうがいいでしょ。

そもそもiOSでは「外部マウス」を使えませんしねえ。

結局、iPadmini4を3ヶ月ほど使ってみて、ぼくはiPadにできる「仕事」というのは「メールのチェック」や「情報収集」くらいじゃないかなあ、と思ったんですね。

  • メールチェック
  • ニュースアプリやFeedlyなどによる情報収集
  • ブラウザでの調べ物

と、せいぜいこのくらいのことでしょう。

この3つだって、わざわざタブレットを持ち歩かなくても「スマホ」で代用できるんだから、タブレットにしかできないという「チャームポイント」がないんだよなあ。

「ブログ用の写真を撮ること」というのもあるけど、タブレットよりスマホのほうが撮りやすいしねえ。

ぼくとしては、かつての「Nexus7」よろしく「タブレットにアウトカメラなんて要らないでしょ」という考えですよ。そのぶん安くしてほしいくらい。

「iPad Pro」や「Surface Pro」の”出で立ち”に違和感を覚えませんか?

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上の「Surface Pro4」も「iPad Pro」も、公式で使われている画像や動画(テレビコマーシャルなど)ではいつも「キーボード付き」で映っているじゃないですか。

カバーキーボード「ありき」なんでしょ?

そのスタイルは「タブレット」ではなく「PC」ですよ。

しかも「マウスがないからいちいちディスプレイに触れなければ操作ができないPC」です。

ぼくが想像するタブレットの未来。

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ぼくが勝手に思い描いている「タブレットの未来」は、ある一部の職種の人間には「仕事用途」であり、そのほかのひとたちには「エンタメ用途」である、という未来。

自動車などの整備士や、土木・建設など「グローブ」をはめて仕事をしているひとたちが「スタイラスペン」をポインティングデバイスとしてタブレットを使うとか・・・

お医者さんが「患者の電子カルテ」などをすぐに閲覧できるようにするためにタブレットを使うとか・・・

学校の先生がタブレットと「黒板」を同期させて授業をするとか。

ぼくにはこんな未来が見えるんですけど、どうでしょう。

で、その他のひとにとっては、タブレットは「エンタメ用途」であると。

つまり「タブレットがノートPCの代わりになる」としても、なるのは「ごく一部の人間に限られる」んじゃないかなあ。

たとえばブログを書いているぼくなんかも「外出先で手軽な記事を書く」場合には、PCよりもタブレットのほうが取り回しの点で優れているかもしれませんね。

どちらにしても「デジタルの文字情報を扱うひと」にとって、タブレットはノートPCには勝てませんよ。

あとがき

あとがき

新しいものって何でもカッチョ良く見えるけど、冷静な目で自分に必要なのか不要なのかを見極められるようになると、広告に踊らされずに「自分にとって良い買い物」ができます。

多くの日本人の購買意欲は「低下」したままですが、それでも「無駄な買い物」をしてますよね。食べ物だって腐らせるし、まだ着れそうな洋服も簡単に捨てちゃいますよ。もったいない精神じゃないですけど、あらゆるものが供給過多にある現代において「断捨離」が流行るのは分かりますが、それと同じだけ「ものを大事にしないとな」と思うんです。

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