まいど、黒井です。
ぐっすり眠れたんですよ!
不眠症なのに!!!
母曰くぼくは「まったく眠れない赤ん坊だった」ということで、ぼくの不眠症はいまに始まったことではないんですよ。
むかしからずっと満足に眠れないのが悩みでした。
それがさ、
ぐっすり眠ることができたんです。
その日、ぼくに何があったと思います?
ぐっすり眠ることができた日、ぼくは・・・
うれしいことがあったんです。
思わずTwitterにつぶやいちゃいました。
人生で、始めて「何もかも」に全力で感謝をしたい気分。生きてて良かった、とはまだ思えないけど、ブログがたくさんの人に読まれたのは素直に嬉しかった。明日には忘れられちゃうんだろうけど、ぼくだけは忘れないようにしよう。
— 黒井@120キロからダイエット中 (@961373) 2016年7月12日
ぼくに起こったうれしいこととは・・・
ブログ記事が「バズった」こと!!!
「バズる」というのは「ある特定の記事がどーんと飛び抜けて読まれること」を意味します。多くは「有名な人がシェアしてくれた」などにより起こります。
ちなみにTNOABLOで爆発的に読まれた記事が・・・
[kanren postid=”2366″]
これね。
「マンガで分かる心療内科」というマンガの評価をしたら、Twitterの本家アカウント様からプッシュをしていてだきまして、たくさんの人に読んでもらうことができました。
でも!
「小心者」で「ビビリ」なぼくは、最初すごく怖かったんですよ。
自分の書いた記事に自信はないし、コメントやTwitterで「悪口」が書かれるんじゃないかって、びくびくしていました。
そしたら、
たくさんの方から「おもしろく読ませていただきました」という旨のツイートが飛んできたんです。多くの人に認めてもらえたような感覚があり、すごく嬉しかった。
ぼくは幼い頃から「イジメ」を受けていて、そのまま「不登校」になり、最終学歴は「中学卒業」すなわち中卒です。
両親からも「お前は逃げてばかりだ」と言われて、自分でも、そう思うようになりました。
イジメから逃げずに立ち向かっていたとしても、事態は好転しなかっただろうと心のどこかで分かっていながら、でも逃げた自分が悪いと自分を責めてばかりいました。
だから、ぼくはそもそも自分自身を「認めていなかった」んですね。
それは「自分を否定しつづける」ことに等しく、多大なストレスを自らに与えていたのだろうと思います。
自分を否定するということは「自分を信じていない」ということでもあります。ようするに「自信」がないのです。
その状態から脱するのにもっとも手っ取り早い方法は・・・
誰かのお墨付きを受けること。
ぼくは偶然にしろ「多くの人からのお墨付き」を得ることができました。このたった一度の経験で、ぼくのこれまでの「自己否定」がきれいさっぱり治ることはないでしょう。
でも「大きな一歩」です。
おもしろい表現をするね。すごい分かりやすい例えだ。おもしろかった。そんなふうに言ってもらえて、ぼくは始めて「自分は生きていてもいいのかもしれない」と思えました。
次は「生きてて良かった!」と思いたいな(笑)
不眠症は立派な「精神疾患」ですよ。
記事がたくさんの人に読まれて「自分は生きていていいのかもしれない」と思ったぼくは、非常に良い気持ちで床に就きました。
入眠には「3時間」ほどの時間を要しました。
でも、
眠れない間、いつもなら・・・
- ああ眠れない。
- やっぱり眠れない。
- もうこんな時間だ。どうしよう眠れない。
- 早く寝なくちゃ。でも眠れない。
こんなことばかり考えていて、自分で自分を焦らせてしまい、よりいっそう「眠れない状態」にハマり込んでしまうんです。
でも、
そのときのぼくは・・・
- たくさんの人に読んでもらえて嬉しかったなあ。
- おもしろかった、だって。ぐへへへ。
- 明日は何を書こうかしら。
ということを考えていました。
だから「自分で自分を焦らせる」こともなく、入眠には時間がかかりましたが、眠りに落ちてからは一度も途中で目覚めることなく、朝までぐっすり眠れたんです!
睡眠薬を服用しても「まったく」眠れなかったぼくが、途中で目覚めることなく、ぐっすり眠れたんですよ!!
ぐっすり眠れたの!!!
大事なことだから何度でも言うよ!
眠れない、眠れない、眠れない眠れないあああああ!
ってなっていたぼくが、眠れたのよ。
翌朝、Twitterでは・・・
割に良い気分だ。よく眠れたのだろう。眠るという行為は「心の問題」なんだということがよく分かる。心が健康であればよく眠れるし、そこまでよく眠れなかったとしても一定の満足感を得られると思う。
— 黒井@120キロからダイエット中 (@961373) 2016年7月12日
こうですよ。
ていうか何だか冷静な文章だなあ(笑)
このツイートの・・・
心が健康であればよく眠れるし、そこまでよく眠れなかったとしても一定の満足感を得られると思う。
という部分が、自分にとってすごく大きな発見だったんです。
もはや「ぼくは眠れない生き物なんだ」と妙な覚悟を決めていたほどだったので、気分が少し違うだけで、こんなにも睡眠の満足度が変わるのか! ということに、びっくりしましたね。
睡眠薬より、ずっと効きますよ。
うつ病にしても不眠症にしても、医師による治療のメインは「投薬」です。
でもそれは「医師がしてあげられることは投薬か心理療法だけである」ということを意味しているのだと思います。
自分で自分を癒やすことを「セルフセラピー」なんて言いますが、これが出来れば、不眠症だけでなく、軽度のうつ病も治せるかもしれません。
精神医療の現場でも使われている「認知行動療法」などは、自分で学び、自分に施すことができるので、気になる人は勉強してみることをおすすめします。
あとがき
認知行動療法に関する本で、2冊、おすすめがあるので、これを掲載して終わりにします。最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。
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