まいど!黒井(@961373)です。
お金は「辛い・苦しい」の対価ではありませんよ。
それとも……
あなたはコンビニの店員が「辛そう・苦しそう」に働いているのを見て品物を購入するんでしょうか。飲食店の店員が「辛そう・苦しそう」に働いているのを見て「ここで食事をとろう」と思うんでしょうかねぇ。
辛く苦しいけど生活のために頑張って働く。
この考えは古いですよ。それにおかしい。まず日本はそこまでしないと生きていけないような貧困な国なんですか?
上手にやりくりすればアルバイトでも生活できますよ。
それに「しかたがないから働く」という考えのもとで働いていると、何をどうやってもあなたの能力を活かしきることはできません。
ぼくはニートです。
慣用句のようにずっと「働きたくない」と言ってました。
でもよくよく考えてみると働きたくないのではなく今の社会では働きたいと思えないのだということに気が付いたんです。
辛く苦しいことをして生きるって、どんな気持ちですか?
働かなければならない理由があるのは分かるけどさぁ。
働かなければならない理由は……
- 働かなければ生活ができない
- 働かなければメシが食えない
- 働かなければ家族を養えない
などなど、いくらでもあるでしょう。
でも……
これらの理由は「辛く苦しいとしても働かなければならない理由」ではありませんよ。どんな仕事をするかはあなたの自由なんですから。
本当にその仕事が「辛い・苦しい」なら辞めちゃえばいいじゃん。
「それは負けだ」
「それは逃げだ」
愚かな日本人は口々にこう言います。
ドMなんですかね。
ぼくは負けても逃げてもいいじゃんと思っていますが、そもそも「希望にそぐわないから辞職する」ことのどこが負けで逃げなんでしょうか。
苦しいのに会社をやめられないのってさ……
ビビッてるだけじゃん。
死ぬまで働かなければならないとしてもその仕事をつづけますか?
定年という概念は消えていくでしょう。その先には働かなくても生活できる未来が待っているとしても、しばらくの間は死ぬまで働かないといけない時代がつづくはずです。
今まさに働き盛りの世代は、ひょっとするとこの死ぬまで働かないといけない時代にぶつかるかもしれません。
未来のことは分かりませんけど、もしもそういう時代が訪れたとして、あなたはいまのままその仕事をつづけるつもりですか?
いま、背筋がゾッとした人は……
仕事をやめましょう。
責任はもてませんけどね。
死ぬまで「生活のため」に働くの?
イジメられた経験があるから、ぼくは知ってるんですよ。
人は「一瞬の強いストレス」には耐えられても「常に降りかかってくる弱いストレス」には耐えられないんです。
辛いし苦しいけど仕方がないから働くという考え方では、ぼくなんかは1年ともたずに心と体を病んでしまうでしょうね。
自分の楽しいことや、興味のあることを知り、直接でも間接でもそのことに触れられる仕事を選ぶほうが賢いですよ。
わざわざ苦しいところに入る必要はない。人間が海の中で暮らそうとしないのも、山のてっぺんで暮らそうとしないのも、苦しいからに他なりません。たぶん。
少なくとも苦でない仕事を選びましょう。
だって……
死ぬまでそこにいなくちゃいけないかもしれないんですからね。
ビジネスの本質は需要と供給。価値の提供ですよ。
人は信頼でき価値があると思うものにお金を支払います。
すなわちビジネスとは「まずお客さんに信頼してもらいそれから価値を提供すること」であると言えますね。
信頼は分かります……
では価値とは何でしょう?
価値とは「イイね」です。
つまり「イイね」と思ったものにお金を払うんですよ。
お金は「辛い・苦しい」の対価ではありませんよ。
冒頭でも書きましたが……
あなたはコンビニの店員が「辛そう・苦しそう」に働いているのを見て品物を購入するんでしょうか。飲食店の店員が「辛そう・苦しそう」に働いているのを見て「ここで食事をとろう」と思うんでしょうかねぇ。
どうです?
この状況では信頼できないし価値も見いだせないから、お客さんなんて誰も寄って来ません。
ちょっとでも自分のチカラでお金を稼ぐと「お金は楽しく働いた対価」あるいは「誰かに喜んでもらえた対価」としてもらうものなんだと気付かされます。
苦しいけどしかたがないから働くという考えで働いているなら、あなたはお金をもらう資格なんてありませんよ。
ぼくはニートだけどブログに好きなことを書いて月収7万円くらいのお金を稼いでいます。
「たのぶろ」でもっとも読まれている記事はヘッドホンを紹介する記事です。毎月たくさんのヘッドホンがこの記事から売れていきます。
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6,000文字を超える大きな記事で、書いたときやリライトをするときにはちょっとメンドクサイなぁと思いますが、でも苦にはなりませんね。好きなことだから。
ぼくの熱弁(?)を信頼してくださったお客さんがヘッドホンを買ってくれると、手放しで嬉しいものです。
ビジネスは本来「Win-Win」になることが当たり前なんですが……
ビジネスの根底には、まだお金というものがなく、人々が物々交換でいろんな品物を手に入れていたころの名残があります。
ビジネスの本質は価値を提供する代わりにお金をもらうことなので、本来であればWin-Winな関係になるハズなんです。
ヘッドホンが売れて、お金ももらえて、ぼくは嬉しい。それだけでなく、ぼくの記事からヘッドホンを買った人も、届いたヘッドホンで音楽を聴いて楽しい。
そういう関係が当たり前なんです。
Win-Winでないビジネスは単なる詐欺ですからね。
会社員は会社に労働力を提供してお金をもらっています。そのはずなのにサラリーマンはどいつもこいつも浮かない顔をしているように見えるんですよねぇ。
どうしてでしょう?
あなたは会社とWin-Winな関係にありますか?
ひとりひとりが仕事について考えを改めなくてはならない時代に差しかかっています。あなたもよく考えてみましょう。
コメント
接客業は、笑顔も仕事のうち。いつも笑顔でこそ対価を得られるんです。
たまにはいますけどね、不機嫌な店員。そんなところには二度と行かないだけですよ。
生活のために働くことのどこがいけないんですか?
家族の笑顔を見たいから働くのは尊いことじゃないと?
頑張ってる人は、ニートには解らない充実感や生き甲斐を仕事に見いだしているんです。
薄っぺらなタノシサしか知らない人は可哀想ですね。
egg さんへ。
コメントありがとうございます。ぼくは生活のため「だけ」に働くことを否定しているのであって、仕事に「充実感」や「生きがい」を見出している人はそれで良いと思っています。
ちゃんと読んでね。
はじめまして、記事楽しく読ませていただきました。
物々交換の名残り…の所で、そういえばそうだよなと働き方に対して別視点で考えるきっかけになりました。
少し、やりたいこと真剣にやっても良いかもしれないって思えてきました。
ありがとう
28歳主婦さんへ。
コメントありがとうございます! 楽しんでいただけてぼくも嬉しいです。生き方にはパターンなんてないですし、選ばなくちゃいけないときは「楽しそうなほう」を選んでいきましょうよ!