まいど、黒井です。
ブログを「読むひと」から「書くひと」に変身して、ぼくは「小さいながらも影響力を手に入れたぞ」なんて思ってました。
影響力というと「芸能人」や「有名人」を想像しませんか?
彼らのちょっとした発言は、またたく間に広まっていきます。新聞に載ったり、テレビのニュース番組やワイドショーで取り上げられたり。
でも、その考えはちょっと間違ってたみたいなんです。
影響力は誰でも持っている。
ひとは誰でも生まれたときから「小さな影響力」を持っています。その影響力は家族や友人などの近しい人に作用していて、彼らに影響を与えたり、反対に彼らの持つ影響力を受けたりしています。
しかし「近しい人たち」への影響力というのは、身近すぎるうえに、影響力というには小さすぎます。だから自分がひとに影響を与えていることにも、与えられていることにも、なかなか気づくことができません。
芸能人や有名人の影響力。
影響力という言葉を耳にすると、多くのひとは「芸能人」や「有名人」を思い浮かべるんじゃないかしら。
影響力というと、ちょっとした発言が盛大に取り上げられて、新聞に載ったり、テレビのニュースになったりするような「大きな影響力」を想像しますね。
だから影響力といえば「芸能人」や「有名人」が持っているもので、ふつうの人間にはないものだ……と思いがちです。
メディアという増幅装置。
ところが、芸能人や有名人であっても、彼らがマネージャーや家族などの近しい人に「ぽろっ」といった言葉までは、おおやけにはなりません。
メディアが影響力を増幅、拡散しなければ、有名人の発言でさえ虚空に消えていきます。人間が持っている影響力なんてちっぽけなものなんです。
もともと持っている「小さな影響力」に、新聞やテレビなどの「メディアの力」が合わさることで、影響力が強化されて、世の中に広まっていきます。
メディアは影響力の増幅装置なんです。
ソーシャルメディアを誰でも持てる時代。
ソーシャルメディアは、誰もが参加できるスケーラブルな情報発信技術を用いて、社会的インタラクションを通じて広がっていくように設計されたメディアである。/引用:ソーシャルメディア – Wikipedia
ソーシャルメディアというのは「大きな枠組み」であり、そのなかに「ブログ」や「SNS」や「YouTube」などのサービスが入っている、と考えれば分かりやすいかもしれませんね。
ソーシャルメディアは、テレビやラジオのような芸能人や有名人だけが出演することのできるメディアとは違い、誰でも持つことができます。
SNSやYouTubeはもちろん、ブログサービスにも無料のものが用意されています。現代は「影響力の増幅装置」を誰でも持つことができる時代なんです。
ソーシャルメディアは増幅と拡散の効率が良い。
ソーシャルメディアは「クモの巣状」に広がっています。
Twitterの「リツイート」という機能が分かりやすいでしょう。最初に情報を発信した人のツイートを、べつの誰かが「リツイート」することで、さらに多くの人へ伝わっていきます。
テレビやラジオなどのオールドメディアでは、配信者と受信者がきっぱりと分かれています。一方ソーシャルメディアでは「受信者が次なる配信者となる」ことができるため、ねずみ算のように情報が拡散するんです。
ぼくが持っている増幅装置。
ぼくが持っている「影響力の増幅装置」は……
【1】ブログ
もっとも大きな装置は「ブログ」でしょうね。他のソーシャルメディアは無料ですが、ブログだけはお金を払ってサーバーをレンタルし、お金を払ってドメイン(住所)を取得しています。
「たのぶろ」はエックスサーバーというレンタルサーバーを利用しています。
【2】Twitter
いわゆるSNSは「Twitter」しかやっていません。Facebookもやったほうがいいかしら、なんて思いながら早数年。手広くやりすぎると絶対メンドウになっちゃうので保留中です。
あなたからのフォローを心待ちしております!
【3】note
2016年の10月から「note」というサービスも利用しています。noteはSNSに分類されるみたいだけど、あんまりSNSらしくないんですよね。ぼくは勝手に「ブログのようなSNS」と呼んでいます。
ブログには書きづらい「プライベートなこと」や「日々の小さな気付き」を中心にいろいろ書いてます。もちろんフォローは大歓迎!
まとめ:ぼくが手に入れたのは「影響力」ではなく「メディアという増幅装置」だった。
影響力は誰にでもあります。しかしその力はそのままではすごく小さい。これまではメディアを通じて発言することのできる人だけが、強大な「影響力」を行使してきました。
現代では「誰でも無料で」メディア(ソーシャルメディア)を持つことができます。メディアという増幅装置を持っていれば、小さな影響力を増幅させてより多くの人に伝えることが可能です。
ぼくが手に入れたのは「影響力そのもの」ではなく、メディアという「影響力を増幅させるための装置」だったんですね。
影響力や発信力を強化することは、ただ発信する、ただ有名になるだけでなく「より賢く増幅装置を使う」ということでもあるんです。
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