まいど!ニートブロガーの黒井(@961373)です。
Chromebookが到着してからしばらく経ちました。
Chromebookを手に入れてからず〜っとChromebookでブログを書いていたので、使い方もバッチリですよ。Chromebookの良いところ、悪いところも見えてきました。
今回は、ぼくの購入したChromebook「ASUS C100PA」のレビューを兼ねて、Chromebook(並びにChromeOS)の良いところ、悪いところを暴露します。
それではまず「良いところ」から……
Chromebookの良いところ。
Chromebookには「ChromeOS」というまったく新しいオペレーティングシステムが搭載されています。ChromeOSはWindowsやMacOSとくらべて「とにかく軽い」ことが大きな特徴です。
ぼくが実際に使ってみて感じたChromebookの良いところは、ごく軽量なChromeOSだからこそ実現できたことばかりでした。
【1】低スペックなのにサクサク動く!
Chromebookに使われているCPUはスマホでも使われていたりします。またChromebookのメモリは、最近のPCとしては少なめの「2GB」が当たり前です。
ぶっちゃけ「最新スマホ」よりもスペックが低い!
それでもサクサクとストレスなく動作するのは、軽量なChromeOSのおかげに他なりません。ChromeOSを動かすのに要求されるスペックはとても低い……だから、低スペックでも軽快に動作するんですね。
しばらく使ってみて「画面が固まっちゃった!」などということは1度たりともありませんでした。
【2】低スペックだから価格も安〜い!
ChromeOSはとても軽いので低スペックでも効率良く動作させることができます。またそれだけでなく「低スペック」なので価格がものすご〜く安いことも特徴です。
ぼくが購入したASUSの「C100PA」は……
総アルミ製で高級感のある見た目かつ、ディスプレイにはタッチパネルも付いているのに、お値段はAmazon価格で「35,000円」ほどでした。安〜い!
これで動作もサクサクなんですよ……Chromebookおそるべし……。
C100PAの開封記事は以下よりどうぞ。
【3】Chromebookは薄くて軽くてコンパクトなモデルが多い!
これまた「ChromeOSだからできること」ですけど、低スペックで動くので「薄型化・軽量化・コンパクト化」が容易なんです。だからChromebookには薄くて軽くてコンパクトなモデルが多い!
Chromebookには「ファンレス構造」の採用されているモデルが多いんですよ。排熱用のファンがごそっと無くなることで、軽量、薄型にデザインすることができます。
ぼくの購入した「ASUS C100PA」の重量は、なんと「890グラム」です!
【4】Androidのアプリも使えるようになって選択肢が増えた!
ChromebookではアップデートによりGoogle製スマホOSである「Android」のアプリが使えるようになりました。アプリの数=できることの数ですから、アプリは多いほうがいいですよ!
Chromebookにはタッチパネルを搭載したモデルもあります。ChromebookでAndroidアプリを使うときに重宝しますよ。もちろんAndroidアプリもサクサク動きます。
【5】セキュリティの心配は無用です。
Chromebookに搭載されている「ChromeOS」は、ざっくりいうとChromeというウェブブラウザをちょっと改造したものなんです。その「Chromeウェブブラウザ」はウイルスに感染しません。よってChromeOSはセキュリティの心配がないんです。
どうしてChromeにウイルスが感染しないのかというと……
ChromeブラウザとChromeのアプリは、サンドボックスと呼ばれる「制限された条件」で動くアプリなので、ウイルスに感染する(ウイルスが感染するためにPC本体のシステムベースに入り込む)ことを未然に防ぐ仕組みになっているので安心です。
仮に、ウイルスに感染しているページを開いたとしても、Chromebookには影響しない造りになっています。
ChromeOSが上のような仕組みで動いているからです。
ChromeOSではアプリをChromebook本体ではなくChromeのクラウド上に保存します。だからウイルスやマルウェアがChromebook本体に入ってくることはありません。
すべての作業を「クラウド(インターネット上)」で行うから安全なんです。
Chromebookの悪いところ。
薄型・軽量でいて価格も安くサクサク動くChromebookには、悪いところなんてまったく無いように思えます。しかし良いところがあれば悪いところもあるんです。
Chromebookは「万人におすすめできるパソコンだ」とは、いいづらい性質を持っています。
【1】インターネット環境がないと「できること」が極端に少なくなる。
Chromebookに限った話ではありませんが、Chromebookではより顕著にできることが少なくなってしまいます。それは「すべての作業をクラウドで行うから」です。
ひとつ前の章では「すべての作業をクラウドで行うから安全だ」と書きました。でもそれは良いことばかりではないんですね。
作業をクラウドで行うOSだからこそ、そのクラウド(インターネット)環境がなくなるとできることがぐぐっと少なくなってしまいます。
WindowsやMacOSでは「アプリをパソコン本体に」インストールするので、ネット環境がなくてもアプリを起動し、使うことができます。
でもChromebookでは「オフラインでも使用可能」と明記されているアプリ以外は、ネット環境のない状態で使うことができないんです。
クラウド環境も一長一短ですね。
【2】Chromebookに重労働はさせられない。
Chromebookが低スペックでもサクサク動くのは、オペレーティングシステムのChromeOSが軽量だからです。サクサク動くからって、Chromebookは低価格でどんな重労働でもモリモリこなしてくれる魔法のパソコンではありません。
ふつうのWindowsやMacだと思ってちょ〜っと負荷のかかることをすると、すぐにメモリがいっぱいになってしまうでしょう。
YouTubeの動画をBGMとして聴きつつ、PDFファイルを閲覧しながら、Evernoteでメモを取る……というような作業をするだけでも、Chromebookにはちょっぴりキツいかもしれません。
簡単な画像編集ならともかく、動画編集はむずかしいですね。
Chromebookはこんな人におすすめです!
さいごに実際に使ってみて「こういう人にならChromebookをおすすめできるぞ!」と感じたところをまとめます。Chromebookがどういうものなのかを理解してさえいれば、けっこう多くの人におすすめですよ。
【1】家の外にはChromebookを持ち出しません。あるいは……
Chromebookをおすすめできそうな人の条件、その1は、Chromebookを家の外で使うことはないよという人です。先述したとおりChromebookはネット環境がないとできることが極端に少なくなってしまうので、家の中を持ち歩いても、外には持ち出さない人は、Chromebookを上手に使いこなせるでしょう。
Chromeアプリには「オフラインで使用可能」というものもたくさんあるので、文書作成など外出時にもできることはあります。
あるいは「Pocket WiFi」や「テザリングのできるスマホ」を持っている場合など、外でもネット接続のできる人は、外出時にもChromebookを使えますよ。
超軽量、コンパクトで持ち運びのしやすいパソコンとして、Chromebookをおすすめします。
【2】Chromebookの主な使用用途は「文書作成」や「ウェブ閲覧」だ。
スペックの関係上Chromebookではどうしても行えない作業があります。それは動画編集や音楽制作などパソコンに負荷をかける作業です。
ぼくの場合は「Chromebookで気軽にブログが書ければいいなぁ」としか考えていなかったので、低スペックでも問題はありませんでした。
文書作成や作文、ウェブ閲覧、音楽鑑賞、動画鑑賞……
Chromebookの使用用途が以上のものなのであればChromebookは最良の選択肢となります。
ぼくはChromebookをこう考える。
Chromebookの良いところは……
- 低スペックなのにサクサク動く
- 低スペックだからこそ値段が安い
- 薄型・軽量・コンパクトなモデルが多い
- Androidアプリも使える
- セキュリティは心配要らず
こんな感じ。
Chromebookの悪いところは……
- ネット環境がないとできることが少ない
- 低スペックなので重労働をさせられない
以上のとおり。
Chromebookは「ネット環境のある状況で軽い作業をする人」に最良のPCです。文書作成が主な仕事となる「会社員」や「ブロガー」や、お金のない「学生」におすすめします!
ぼく個人としては……
Chromebook買ってよかった!!
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