まだ紙の本で消耗してるの?Kindleは高容量、超軽量で持ち運べる夢の本棚ですよ。

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まいど、黒井です。

Kindle Paperwhiteを購入して「丸3日」が経過しました。この3日の間にKindle Paperwhiteで電子書籍を「2冊」読み、Kindle Paperwhiteの開封時には紹介できなかったさまざまな機能も使ってみたので使用レビューを書きます。

まず言いたいのは、

Kindle最高! これが未来の読書ですよ!

いくつか気になるところもありますが「読書を快適に行う」という点に注目すると、もはや「紙の本で読む理由が見当たらない」ほどであると感じました。

紙の本で読みたいという人もいるとは思いますが、彼らが「紙の本にこだわる理由」って、だいたい「手に持てるから本を買ったという所有感が得られる」とか「紙の本には温かみがある」とか、そういう理由でしょう?

その「謎のプライド」でKindleに手を出さないでいるのはまさしく「消耗」ですよ。紙の本に未来はありませんよ。

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Kindle Paperwhiteは文庫本と「ほぼ同じサイズ」なのに「数千冊が収まる本棚」でもあります。

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上の写真をご覧ください。文庫本が一冊写っているように見えますね。でも実は文庫本の下に「Kindle Paperwhite」が置いてあるんですよ。

上手いこと撮ったのであって、実際にはKindle Paperwhiteは「文庫本より少し大きい」んですけどね。角をきちんと合わせて撮ると、

IMG_0601

こうなります。

文庫本のサイズが「105×148ミリ」なのに対して、ぼくが購入したKindle Paperwhiteの本体サイズは「117×169ミリ」です。

Kindle Paperwhiteを文庫本と比べると「縦2センチ・横1センチ」くらいKindle Paperwhiteのほうが大きいことになります。

Kindle Paperwhiteの厚みは「9.1ミリ」で、Amazonの「Kindle販売ページ」ではエンピツと比べられています。

KindlePaperwhiteの販売ページより

KindlePaperwhiteの販売ページより

こんな具合にKindle Paperwhiteとエンピツが並んでるんですよ。

対する文庫本はどうでしょう。手元にある広く販売されている文庫サイズの本をざっと見てみたところ、どの本も最低「10ミリ」すなわち1センチ以上の厚みがあります。

「Kindle Paperwhite」のほうが薄いということです。

そして、驚くべきことに、Kindleのコンパクトでスリムなボディには「数千冊の一般的な書籍」が入ってしまうんですよ。

「本を数千冊持ち歩く」ということはKindleが登場するまで「あり得ないこと」でした。それがKindleの登場により「できる」ようになったんですよ。

数千冊も本を持ち歩く意味なんてないじゃん。

そう思うかもしれませんが、出先で突然として「アレが読みたい!」という衝動に駆られることもあるかもしれませんよ。お気に入りの本とかね。

また読んだ本の内容をブログ記事にしてまとめている人が外出先で読書記事を書こうとした場合では、手元に「読んだ本」がないと困りますよね。Kindleをひとつ持っておけば「本がないからアレができない」ということがほぼ無くなります。

本をよく読む人ほど「同時に複数の本を読む」ものです。ぼくも複数の本を同時進行で読んでいます。その日の気分や、疲れ具合から読む本を選ぶんです。

疲れているときに「7つの習慣」みたいな分厚い翻訳本を読む気にはなれませんからね。そういうときは軽い新書やライトノベルを読みます。

Kindleを持つということは「新しいスマートな本棚を持つ」ことに等しいのです。もっとも安価なKindleは「8.980円」から購入することができるので、金額的にも「本棚」と釣り合います。

でもKindleは「数千冊入る本棚」なので、むしろ現実の本棚を購入するよりコストおパフォーマンスが良いでしょう。スゴイね。

持ち運べる本棚の登場で「蔵書」という概念が崩壊しますよ。

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電子書籍を嫌う人の言い分は「電子書籍は持っている感じがしない」というものがもっとも多いのではないでしょうか。

でもねぇ、

それが「消耗」だって言ってるんですよ。

大昔から本には「蔵書」という考え方がありました。本は大事なものなんです。現代においても本はとても大事なものですが、昔とは「本のあり方」が違います。

本は蔵書し「ストック」するものから、なるべく留めておかないように読んだら誰かにあげてしまう、あるいは売ってしまうという「フロー」へと変化していきました。

現代人が思い描く理想的な生活は「よりシンプルなほうへ」と向かっています。「ミニマリスト」とか「断捨離」という言葉が流行ったのは、そもそも人々にそのような傾向があったからだと思います。

レコードがCDになり、今では「データ」となっているのと同様に、本も「データ」として所有する時代です。

Kindle上から本を削除しても、その本は「Amazon」のクラウド・ストレージ上に保存されています。そのため「削除してもまた読める」んですね。

すると「フロー」な読書をしつつ、読んだものは「ストック」されていくという「フローとストックのいいとこ取り」ができます。

Kindleの一番の良いところはそこにあるんじゃないかしら。

これまでは「読んだ本をどうしよう」とか「これはもう読まないだろうけどひょっとすると読むかも」とか、本を読むのはいいんですけど、その後処理というか「本との別れ方」を模索するのがまた面倒でした。

Kindleの登場により「本と別れる必要さえなくなる」かもしれないワケです。削除してもまたダウンロードすれば読めるんですからね。

Kindle Paperwhiteには「至らぬ点」もたくさんあります。

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Kindleはいとも簡単にぼくの読書環境をガラリと変貌させましたが、まだまだ至らぬ点があるのも事実です。

ざっと紹介します。

デジタルペーパー独特の遅延がやっぱり気になります。

Kindle Paperwhiteの開封レビューでは「遅延は意外と気にならない」と書きました。確かに「本を読んでいる分には」遅延は気になりません。

しかし「文章に線を引こう」としたり「数ページを一気に戻ろう」とすると、遅延が気になります。「1ページ読み1ページめくる」というリズムでなら気にならないんですが、急に「さっきのアレなんて書いてあったっけ」と数ページを一気に戻ろうとすると動作がもたつくんですよ。

文章にハイライトを引くときも、その文章が長ければ長いほど「ちょっと待つ」という時間が生まれます。ちょっと待って、やっとハイライトが引かれるんです。

この辺りは技術で何とかなるんでしょうかね。

個人的には「ハイパーリンク」が不要と感じました。

Kindle本は「ハイパーリンク」に対応しています。インターネット上の「リンク」と同じように、本のなかに「リンク」を設置することができるんですよ。

たとえばぼくがKindleで最初に読んだ「かん吉さん」の「人気ブログの作り方」というKindle本では「目次がそのページと連動」していました。

目次のページで「見出しをタッチ」すると、その「見出しのあるページ」に移動できるんですね。

そのため目次ページは、

かん吉 - 人気ブログの作り方より

かん吉 – 人気ブログの作り方より

こんな感じで、ハイパーリンクの山なんですよ。項目に下線がついているものはすべてリンク化されています。目次の項目がすべてリンクとなっており、その見出しのあるページに移動することができるんです。

便利ではあるんですが、こう「ページいっぱいに」リンクが散乱していると「次のページに進みたいだけなのにリンクに触れてしまいページがぴょんと飛んでしまう」という誤操作を招きます。

目次に限らず「ページを進めるときにタップする位置」に「リンク」があると、ページを進めようとしただけなのに急にブラウザが立ち上がってウェブページが表示されてしまうこともあります。

「便利な機能」が「逆に快適な読書を阻害している」と感じました。

ハイライトした部分を探すのが大変です。

ぼくはブログ上に読書感想文を書くので読書の際にフセンを貼ったりするんですが、Kindleでは「ハイライト」を使うことが多いです。

Kindleでは読書中に「ディスプレイ上部」をタップすることでメニューを表示させ、さまざまな機能を利用することができます。

文章に引いたハイライトはメニューのなかにある「メモ」から見ることができるんですが、この機能を利用するときには「遅延」が少しあり、使うのにストレスを感じます。紙の本ならフセン部分をピンポイントで「ほいっ」と開けるんですけどねぇ。

Kindleには「ハイライト」と「フセン」で重要な箇所を保存しておけますが「フセン」に関しては「簡単に一覧表示ができる」ので、これからはフセンを使っていくだろうなぁ。

あとがき

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丸3日に渡りKindle Paperwhiteを使ってみて、良いところだけでなく悪いところも見えてきましたね。本の未来は必ず「電子書籍」に移り変わっていくでしょう。

しかし一部では紙の本も残ります。実は本を保存するには「データ」より「紙の本」のほうが長持ちするんですよね。データでバックアップをとっておくとしても、原本としての「紙の本」の需要は、図書館が無くなりさえしなければ残るでしょう。

ぼくは「紙の本が良い」と考える人間でしたが、Kindleを実際に使ってみて、こりゃあ便利だと感心してしまいました。

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