どうも、黒井みなみ(@961373)です。
やる気がでない。やる気がでない。何かやる気を出す方法はないかしら。
ぼくはいつもいつも「やる気がでない」と口にしていました。他にも「だるい」とか「何もしたくない」とかね。もちろん「うつ病」だったり「副腎疲労症候群」だったりと、あなたの身に「やる気がでない原因」があるかもしれません。
しかし多くの場合は(うつ病であったとしても)脳のクセを利用することで「やる気を出す」ことができます。
今回は「脳」へのアプローチによるやる気の出し方についてシェアします。
やる気がでないのは当然です
すべては脳の仰せのままに
生きていると「自分の目でものを見て」「自分の耳で音を聞いて」いるかのように思ってしまいます。自分の目や耳で情報を得ていることは間違いないんですが、目や耳は情報を取得するだけで、その情報を解釈するのは「脳」なんですよ。
だから正しくは「自分の目から情報を得たものを脳が解釈したものを見て」いるんですね。ううんややこしい。
ひとによって「あれは緑色だ」とか「いやいや青だろ」と色の見え方が違うのは(目に原因があるケースもあるが)脳でおこなわれた解釈の違いなんです。
「青と黒のドレスに見えるか、白と金のドレスに見えるか」という画像が流行りましたよね。あれはまさに「脳の解釈の違い」によって見え方が変わっています。
脳は受動的
脳は受動的な器官です。だからこちらからアプローチをしかけないと動いてくれません。「やる気がでたから動く」のではなく「動いたからやる気が出る」んです。待っているだけではやる気はでてきませんよ。この現象は「作業興奮」と呼ばれています。
体を動かすと「側坐核」と呼ばれる脳の部位からドーパミンが分泌されます。これが「やる気の正体」です。
やる気がでないときにためしてほしい3つのこと
ぼくは「やる気がでない」ことでずっと悩んでいました。引きこもりのニートだから仕事に行かなきゃいけないとか、学校に行かなきゃいけないということがないので、悪くいえば「いつまでもだらだらできてしまう」んです。
しかしぼくは「やる気がでない」ことをずっと「うつ病」のせいにしていました。もちろんそれもあるでしょうけど、うつ病でも働いているひとはいるし、うまく付き合っているひともいます。
そこでぼくは「やる気」についていろいろ調べてみました。こうして得た知識をフレームワークにしたので、シェアしますね。
1.やる気がでないときこそ動いてみる
できれば有酸素運動をしたいところだけど、それがむずかしいなら部屋の掃除でもいいし、布団のなかでもぞもぞ動くだけでもいいし、とりあえず立ち上がってみるだけでもいいし、体をぐんと伸ばしてみるだけでもいい。とにかく「動く」ことです。
仕事をするときも「やる気がでないな」という場合はとりあえず「簡単なルーティンワーク」からやってみるといいですよ。メールチェックとかね。でもその作業に甘えてだらだらとしていたらダメです。
2.やる気がでないときこそ横にならない
布団が敷きっぱなしになっていたり、すぐ近くにふかふかソファがあったりすると、どうしてもそこで「ごろん」としたくなってしまいます。布団やソファに「ごろん」としたくなったとき、ひとつ、自分の心に問いかけてみてほしいんです。
やる気がでなくなるけどだいじょうぶ?
ぼくは「寝る意志」がないときは寝転がらないようにしています。「ちょっとベッドのうえでブログ記事を書こうかしら」なんて思ったときは、必ず「やる気がでなくなるけどいいのか」と問いかけています。
3.やる気がでないときには本を読む
ぼくはいつも手の届くところに本を置いているんですが、やる気がでないときにその本をパラパラとめくってみるようにしています。この場合はマンガや小説などストーリーのあるものより、ビジネス書や実用書などの「ちょっとむずかしい本」を読むほうが作業興奮が起こりやすいように感じます(ぼくだけかもしれないけど)。
本を読んでいるとき、周りからは「落ち着いている」ように見えるでしょうけど、頭のなかはひっきりなしに動いています。目から文章の情報がどんどん送られてくるので、脳はそれを解釈するのに動き出すんです。
さらに本の中で「いますぐできること」が書かれていたら、それを実践するのに体を動かすかもしれませんよね。
さいごに
くだんのドレスの画像しかり、脳はだまされやすい器官です。それを利用しない手はない。ぼくも以前はブログを書くのに「意志の力」をつかっていましたが、いまでは「習慣化」しています。
習慣化についての記事も書きたいなあ、と考えていたりしますが、この手の記事は間違ったことを書いちゃいけないなと思うところがあって、なかなか手がつけられません。ぼくも(そしてぼくの脳も)まだまだですね。
また以上の方法をためしても「まったくやる気がでない」とか「それでも何もしたくない」というひとは「うつ病」などを疑ったほうがいいかもしれません。
うつ病をわずらうとそもそもドーパミン(他にもセロトニンやノルアドレナリンなど)が出にくくなります。よって上の方法をためしてもまったく改善されないということがあるので、そういう場合は「ストレスを解消」するか、お医者さんにいってみましょう。
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