まいど、黒井です。
キーボードを買い替えました! しかもすごいヤツに!
その名も「東プレ Realforce 91U」といいます。パンタグラフ方式でもメカニカル方式でもない「静電容量無接点方式」で、実に15,000円もする高級キーボードなんです。
15,000円のキーボード「東プレ Realforce 91U」を開封。
パッケージはボール紙のシンプルなデザインです。
ゲーミングキーボードだったらもっと派手なパッケージなんでしょうけど、Realforceは「ライターやプログラマが使うプロ仕様のキーボード」なので、パッケージにも遊びがありませんね。
こちらがRealforce 91Uの本体です。
これまで使っていたAppleの純正ワイヤレスキーボードと一緒にならべるとかなりゴツい感じがします。スマートでカジュアルなApple純正キーボードに対し、Realforce 91Uは無骨、堅牢で職人のようです。
黒はカメラで撮りづらい! 実物はこの写真よりもっと「黒い」です。
日本語入力用の「JISキーボード」ですが、キーの印字は「アルファベットのみ」となっています。何だかシンプルでかっこいいよね!
Realforceのキーボード方式について。
キーボードにはさまざまな「方式」があります。
- パンタグラフ方式(ノートPCやApple純正キーボード)
- メカニカル方式(ガチャガチャ音のするキーボード)
- 静電容量無接点方式(Realforceシリーズなど)
この3つがもっとも一般的です。
Realforceシリーズは「静電容量無接点方式」が採用されています。
静電容量無接点方式のメリット1:長寿命
静電容量無接点方式は「無接点」つまりキーに接点がないので、キーの物理的な摩耗がほとんどありません。これにより他の方式のキーボードよりずっと長持ちするんです。
静電容量無接点方式のメリット2:静音性
キーストローク(キーの押し込み)の浅いパンタグラフ方式と比べると大きな音が出ます。でも、キーに接点がないので、メカニカルキーボードのような「ガチャガチャ」という大きな音は出ません。
タイプしているときの音は「トントン」「トトトトト」という感じ。低く少しくもったような音が出ます。高い耳障りな音ではけしてないので、メカニカルキーボードの「ガチャガチャ」がニガテな人にもおすすめです。
静電容量無接点方式のメリット3:打ちごこちの良さ
ライターやプログラマ、ゲーマーの多くは「メカニカル方式」や「静電容量無接点方式」のキーボードを使いたがります。それはキーストロークが深く「ボタンを押している感覚」を強く得られるからです。
静電容量無接点方式のキーボードはキーストロークが深く、良い打ちごこちはそのままに、メカニカル方式とくらべて静音性にも優れています。打ちごこちの良さと静音性が両立しているからRealforceシリーズは人気があるんですね。
Realforce 91Uを使ってみる。
つくえに設置するとこんな感じ。
何だか「ガンガン」文字入力ができそうな、そんな気がする!
Realforce 91Uを使って文章を書いてみた。
昨日(2017年7月4日)更新した「note」の記事「ひきこもりがMinecraftをはじめました」は、Realforce 91Uで執筆しました。
タイプライターのような気持ちよさ。
タイプライターを実際に使ったことはありませんが、あのぎゅっと押し込むタイプのキーボードも「押してるう!」って感じで気持ちよさそうだし、あの音も「書いてます!」って感じで気持ちよさそうじゃないですか!!
Realforceの打ちごこちはまさにタイプライターのような気持ちよさ。
文章を書きはじめると「指が幸せな感じ」がして、上の記事も、ついつい長くなってしまいました。本当はあんなにたくさん書く予定じゃなかったのに!
ミスタイプが減るらしい。
キーストロークの深いキーボードを使っていると「ミスタイプが減る」と言われています。それは「押し込み感」が強いからでしょう。たしかに押し間違いが減ったかもしれません。それに「押し間違えるとすぐに間違えたことに気づく」ようにもなります。
もちろんこの記事もRealforce 91Uで執筆していますが、いかがでしょうか。キーボードの違いが文章にまで影響を及ぼすかどうかは置いといて、誤字脱字はありますかねえ。誤字脱字って書いてる本人は気付かないんだよなあ……
【あとがき】慣れないところはあるけれど。
正直に白状するとまだ「慣れないところ」があります。これまでずっとキーストロークの浅いパンタグラフ方式のキーボードを使っていましたから、キーストロークが深くなったことで、指がヘンに引っかかってしまうことがあるんです。
またRealforceシリーズは本来Windows用のキーボードです。そのためキーの配列もWindowsでの使用が前提でつくられています。キーボードの左下のほうには、Macの「Commandキー」ではなく「Windowsキー」があります。
ソフトウェアを使ってキー配列をカスタマイズしていますが、こちらもまだ不慣れな状態です。どちらも「慣れ」の問題だと思っているので不安にも不満にも思っていません。むしろこれからもっと文章作成が楽しくなりそうで、ちょっぴりわくわくしています。
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