まいど。
黒井です。
メンタルヘルス系の本を読んでいると、よく「感情を紙に書き出す」という心の整理術が紹介されていますよね。
確かに、感情を紙に書き出すことはとても効果的です。
自分の心を客観視することができ、その結果、乱れていた心の調子が整っていくのが分かります。
しかし、感情というものは抽象的でとらえどころがないので、うまく言葉に落とし込めないこともあります。
感情を紙に書き出そうにも、どこから手を付ければ良いのか、その「とっかかり」がなく挫折してしまうこともあるでしょう。
そこで……
この記事では、たった5分で誰でも簡単に心の整理をすることのできるツール「ZENタイル」を紹介します。
ZENタイルとは
ZENタイルとは、その日(またはその前日)をふり返りながら感情の整理をすることを目的とした「ボードゲーム」です。
名目上は「ボードゲーム」ということになっていますが、ZENタイルは「ボードゲームのように楽しみながら心の整理をするツール」と言って差し支えありません。
1日の終わりに、その日をふり返りながら楽しく「心の整理」をしませんか?
ZENタイルの開封
こちらがZENタイルのパッケージです。
内容物
- 時間ボード×3(横に並べて使用)
- 気持ちタイル×20
- きれいな碁石
- 説明書
内容物は以上のとおりです。
時間ボード
時間ボードは画像のように横に並べて使用します。
時間ボードには「0から11までの数字」が書いてあり、その数字は「その日の午前0時から午後11時まで」を表しています。
プレイヤーは時間ボードという名のタイムライン上に「気持ちタイル」を次々に配置していくことで、感情の整理をしていきます。
気持ちタイル
気持ちタイルは全部で20種類あります。
それぞれのタイルには、感情を表す漢字が「一文字」刻まれています。
気持ちタイルに刻まれた文字の「解釈」の仕方は、プレイヤーに委ねられています。
プレイヤーは気持ちタイルの文字を見て、自分なりに解釈をして、タイムライン上に配置していくのです。
きれいな碁石
こちらが黒井の「ZENタイル」に付属していた碁石です。
こちらの碁石には個体差があり、ZENタイルを実際に購入、開封するまでどのような碁石が入っているか分からないようになっているようです。
説明書の内容物一覧に「きれいな碁石」とあるように、とてもきれいです。
それはそのはず……
ZENタイルの「きれいな碁石」は、自然素材である「はまぐり」が原料として使われている「蛤碁石」と呼ばれる高級品!
なんだかずっとさわっていたくなる感触です。
ZENタイルの遊び方
画像のように「時間ボード」を並べたら、ゲーム開始!
気持ちタイルの配置
- 気持ちタイルを裏向きにして山札をつくる
- 山札から1枚めくり、気持ちタイルの文字を確認する
- タイルに書かれた気持ちになった出来事を思い出す
- 思い出せれば、時間ボードの該当する箇所にタイルを配置する
気持ちタイルを時間ボードに配置する際には、ルールがあります。
それは、良い気持ちであればボードの上に、嫌な気持ちであればボードの下に配置するというものです。
また、その気持ちの度合い(強度)が強ければ強いほどボードから離して配置するなどすると、自分の感情をより客観視しやすくなります。
2から4を繰り返し、気持ちタイルを10枚めくり、配置したらゲームは終了です。
10枚で止めずにそのまま20枚すべてのタイルを配置してもかまいません。
自分を褒めよう
10枚の気持ちタイルを配置したら、完成したタイムライン上で「自分を褒めてあげたい箇所」を決め、そこに「碁石」を配置します。
碁石を配置するだけでなく、しっかり自分を褒めてあげましょう。
今日もよく頑張りました!
タイムラインを眺める
ゲームが終了したら、完成したタイムラインをぼうっと眺めてみましょう。
今日はなんだか上手くいかなかったなぁ、という一日でも、思い返してみるといろいろな感情がおきていたことに気づくはずです。
気持ちタイルが時間ボードの下(ネガティブ)にばかり配置されていたとしても、それはそれで良いのです。
そんな日もあります。
ZENタイルで心の日記をつくろう
完成したタイムラインをスマホでパシャっとすれば、その日の心の動きをしるした日記が完成!
SNSに写真を公開することで、あなたの心の日記をみんなと共有することもできます。
Twitterならハッシュタグ「#ZENタイル」で多くの方がZENタイルのタイムラインを共有しています。
もしこの記事を読んでZENタイルを購入されたなら、ぜひタイムラインを写真に撮り、Twitterにて黒井(@961373)に教えてください!
たった5分で心の整理ができるツール「ZENタイル」まとめ
感情を紙に書き出すことは効果的ですが、抽象的でとらえどころのない感情を言語化することは簡単ではありません。
また「感情を紙に書き出す」といっても、どこから手を付けていいものやら……
そんなときの「とっかかり」として、また心の様子を「見える化」するツールとして、ZENタイルは優れたポテンシャルを秘めていると感じました。
ボードゲームとして遊ぶのはもちろん、心の調子が不安定になっているなぁ、心が苦しいなぁというときにもおすすめの商品です。
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