ぼくはニートだけど、いまはブログを書くことがぼくの仕事だ。といってブログの収益は「月5万〜6万円」なので「ブログ飯」というワケじゃないし、親のスネをかじって暮らしている。
でもぼくにとっては立派な「仕事」だ。
だからこれまで「ちゃんとしたものを書かないとダメだ」と思っていた。でも最近では少し考えが変わってきている。
そんなこだわりのせいで「3日に1つしか記事が書けない」のなら、クオリティが下がることを覚悟してでも書く量を増やそう。
手軽・気軽に書いてもいいのだと考えたら書ける量は劇的に増える。
ぼくはこれまで必ずつくえに向かって記事をを書いていた。それが当たり前だし、そうじゃなきゃダメだとさえ思っていた。でもこれはただの「思い込み」だったんだなあ。
iPad miniを購入して、そのあとすぐにMicrosoftのBluetoothキーボードも買った。文章を書く環境を整えるためにアプリもいくつか購入して試してみた。
それなのにぼくの頭には「iPad miniでブログを書く」という考えがなかった。
iPad miniでは「ネタ」や「アイデア」を出したり、そのネタやアイデアで「記事や小説のアウトラインを作ろう」と考えていた。
いやいや・・・
本文も書けばいいじゃん。
いまなら即座にそうツッコミを入れるが、根っからの「バカ真面目」が腹のなかにでんとあぐらをかいているもんだから、なかなか「手軽・気軽に書く」という方向に考えがいかなかった。
そんななか「iPad mini」で使っていた「iA writer」というアプリに「Mac版」があることを知った。
インストールしてみると「iA writer」では「iOS」と「Mac」で文章を「同期」させることができるようだった。
そのころ、すでに「iPad mini」での作文は「ATOK Pad」に落ち着いていた。
「ATOK Pad」は「Evernote」と同期する機能があるが、あまり高速であるとは言えず、同期に関してはやや不便だった。
そこで試しに「iA writer」で「記事を書いてみよう」とひらめいた。
ベッドに横たわり「だるいなあ」と言いながら記事を書き始めた。そうして書き上げたのが前回の記事だ。
上の記事は「iPad mini」と「Bluetoothキーボード」を使って「iA writer」で書いた。さらに初めて「Markdown」というマークアップ言語を使って書いた記事でもある。
これでより手軽に書ける。かもしれない。
「Markdown」の第一印象について。
「Markdown」は「HTML」と比べて「手軽」に使えるマークアップ言語である。らしい。というのもぼくは「Markdown」について何も知らない。
だから「リファレンスサイト」というのか、インターネット上の「Markdownの辞書」とにらめっこをしながら記事を書いた。
「Markdown」はまだまだ始めたばかりで慣れていないが「HTML」を使うより「ラク」かもしれない。そんな予感。
まず「HTML」と決定的に違うのが「文章としての見た目のキレイさ」だ。
「はあ?」
と思われたかもしれないが、ぼくには大事な問題なのだ。
「HTML」で記事を書いているとエディタが「ごちゃごちゃ」になってしまう。Markdownと比べて「タグ」が長く複雑なので、プレビューを確認して「おかしなところ」を見つけても「どこがおかしいんだろう」と探す手間がある。
「Markdown」ではそもそも「タグ」として「英語」を使わない。「Markdown」で使われる「タグ」はすべて「記号」であり、見た目のキレイさも相まって、パッと見で間違いに気づくことができる。
エディタ上で文章がキレイに見えるので、推敲もしやすい。
ただ軽快に。
「記事の質」は大切だがユーザーが求めているのは「質」だけではない。むしろ「質が問われない記事」というのもあるだろう。
「トレンド」や「速報」というタイプの記事は「質」よりも「リアルタイムに更新される」ことのが重要だと思う。
だから「とにかく質の高い記事を!」というのは必ずしも正しいとは限らない。
ぼくにはずっと「質の高いものを書かないと」という意識があった。そのせいで「これは内容が薄いから書くのをやめよう」とボツにした記事もある。
「質がすべてじゃない」
そう考えられるようになったのはブログを書く人間として「いいこと」だと思う。それによって執筆のスタイルが「軽快」な方向へ進むことも、悪くない。
ちなみにこの記事も、iPadで書いた。
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