どうも、黒井みなみ(@961373)です。
うつ病じゃなくても「精神的に不安定」なときってありますよね。
うつ病をわずらうと「精神が不安定になる周期」のようなものが生まれ、それは確実にぼくの(そしてあなたの)心を訪れ、そのなかをぐちゃぐちゃに引っ掻き回します。
精神が不安定になる周期は「かってに」やってきますが、かってに帰っていってはくれません。
心が苦しいとき、つらいとき、ぼくは普段つくっている「やることリスト」をやぶり捨て「できたことリスト」をつくるようにしています。
やることリストはあなたの精神を痛めつける
ぼくは普段はやることリスト(ToDoリスト)を作成して日々のタスクを管理しています。管理するほど仕事してないけど。
でも「タスクのうちいくつのことができたか」を見返すと、しばしば「タスクをまったくこなせていない日が続いている」ということがあります。
それがぼくの「うつの周期」です。
ここまで明確じゃないとしても、誰にでも「最近なんだか調子が悪いなあ」ということはありますよね。
ぼくは精神の不調に気がついたら「やることリスト」をやめ、代わりに「できたことリスト」をつくるようにしています。
うつ状態(精神の不調)が続いているときは「やることリスト」を見て「これだけしかできなかった」と落ち込んでしまうからです。
それでは「むやみに精神をすり減らすだけ」です。
さらなる悪循環やうつ状態(精神不調)の悪化を防ぐためにも「調子が悪いな」と感じたら、どうか「できたことリスト」を思い出してください。
できたことを書くだけ
ぼくの「できたことリスト」の作り方はとてもシンプルです。
できたことを書くだけ。
ただし、できるかぎり「紙にペンで」書くようにしています。そのほうが「できた!」とうれしい気持ちになれるうえに、大きな満足感も得られます。
「なんにもできなかった」と嘆くことはありません。
あなたは「起きた」はずです。椅子にすわって「ごはんを食べた」はず。ほかにも「テレビを見た」かもしれないし「お風呂に入った」かもしれません。
これ、全部「できたことリスト」に書いていいんです。
「そんなの当たり前のことじゃん」と笑わないでください。あなたにも仕事終わりのダルさに勝てず「風呂は明日の朝でいいや」とつぶやいたこと、あるでしょう?
自分で褒めてあげるしかない
ぼくは人の状態や調子を軽く見積もって「うつは甘え」とかいってふんぞり返っているヤツらが大嫌いです。
彼らがぼくの(そしてあなたの)何を知っているというの?
しかしこのご時世、他人を構っていられないのもまた事実。自分は自分。結局のところ「自分勝手なひと」ほど楽しく生きられるんです。
だから「できたことは自分で褒めてあげる」しかない。
それも都合よく、最高に褒めちぎってあげましょう。
「ぼくは夕方に犬の散歩に行きました。エライでしょう?」と言うとバカにされてしまうので、それを紙に書いて自分で褒めるんです。
ムツゴロウ先生ばりに「よしよし」してあげる。
「おお、よくやった。よしよし。よくできたな。おまえ最高じゃん!」
という具合に。
真面目な話、うつ病にかかってしまうと、それを治すのに10年近く(場合によってはそれ以上)の時間を要することもあります。
だから「うつは甘え」と他人をバカにするより「明日は我が身」と捉えていただきたいんです。
調子がいいときはムリのない範囲で「やることリスト」をつくり、精神の不調が込んできたらすぐに「できたことリスト」にシフトしてください。
それはけっして「恥ずかしいこと」なんかじゃありません。
精神の調子をとりもどしたらまた頑張ればいいんです。
コメント
やることリストを見ては気分が暗くなっているこの頃です。みなみさんの言われることやってみることにします。どうもありがとう!
めぐみさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
ぜひぜひ参考にしてみてください。とにかく「楽に」生きるために、できたことを再確認することはすばらしいことです。
コメントには良いことだけかければ良いのですが敢えて…
自分はToDoリストを書かないと基本何もしなくなるので、こういうとき、難易度を下げて褒めてあげるようにしています。
ねこえさんへ。
はじめまして、コメントありがとうございます!
いろんな意見があるのは当たり前ですし、最終的には、ひとそれぞれ、自分なりに工夫してやっていくものです。
ねこえさんのやり方も、当然、正解のひとつだと思いますよ。
コメントありがとうございました!