まいど!ニートブロガーの黒井(@961373)です。
自分のことが好きですか? それとも嫌い?
ぼくは自分のことが大嫌いです。ちょ〜ネガティブだし、後向きだし、何事にも恐怖と不安を感じるのでなかなか行動することができません。
でも……
ネガティブで後向きで恐怖や不安を感じることって、何か悪いことなんでしょうか。何かダメなことなんでしょうか。
人生をクリアして2週目に入っている人なんてどこにもいないんですから、条件はみ〜んな同じ。初めての人生ですよ。それなのに悪いとかダメとか、判別できるものなんでしょうか。
自分のこういうところが悪いとかダメとか嫌いとかどうでもいいから、とりあえず自分に「はなまる」だけつけてあげましょうよ。
自己中心的な人のことをどう思いますか?
ぼくの弟がちょ〜自己中心的なんです。
ぼくは4人兄弟の長男として生まれました。悲しいことにぼくの下には3人もの弟がいます。くそ〜う。ひとりくらい妹がほしかった……。
よく末っ子気質なんていいますけど、ウチの四男は、まさにその気質を持っています。
とにかく自己中心的で、世界中の人はみんなボクのことを幸せにするためにいるんでしょ? とでも考えているかのような性格なんです。
高校生にもなって自分の制服のある場所が分からない。1週間に一度は財布だのカギだのを失くす。そしてあろうことか、それを母親に探させるんですよ!
それはイカン!
で、あげくの果てに……
「見つからなかったら学校いけないじゃねえかよ」
だってさ。自業自得だ!!!
でもときどき「うらやましい」とも思うんです。
彼があんまり自己中心的なので、ぼくはいつも「ぼくのような駄目人間でもああはなるまい」と思ってます。でも、ときどき「ああいう性格だったら人生は楽しいし幸せなんだろうなぁ」とも感じるんです。
いき過ぎた自己中心主義は他人にメーワクをかけます。
しかし、適度な自己中心精神をこころに持ち、どんな自分にも「はなまる」をつけてあげられたら、きっと人生は楽しく、幸せなものに変容するはずです。
とりあえず「はなまる」つけてみましょうよ。
いきなり自分に「はなまる」をつけるだなんて言われても、むずかしいですよね。なんせそれはダメな自分、嫌いな自分を意識したまま自分を受け入れることですから。
「絶対的にダメ」ということはあり得ません。
- 外に出ることに恐怖と強い抵抗がある
- ひとりでは電車やバスに乗れない
- 人と上手に接することができない
- そのくせ超がつく寂しがりや
- 何もかもに恐怖し怯えている
- アルバイトの経験すらない就労童貞
ぼくはこんな人間です。上にまとめたことはぼくのダメなところであり、ぼくのコンプレックスであり、ぼくが自分のことを嫌う理由でもあります。
でも……
- 外はニガテだけど家の中で楽しむことを知っている
- 人と接するのはニガテだけどひとりで楽しむことを知っている
- 怖いからちゃんと計画を立てる
- 計画を立てて実行するから余計な失敗をしない
- 調子に乗って失敗することがない
- 働けなかったからこそブログを始めることができた
ちょっと無理くりカモしれませんがこのように言い換えることもできます。すべての物事は「表裏一体」なんです。そこには必ず表と裏があります。
ぼくはいつも「影」の部分ばかり見て自分を嫌っていました。でもその影というのは「光」がつくり出したものです。光がなければ影はできないんですから。
つまり……
絶対的にダメだ、なんてことはない!
ひとつずつ認めていくことで自分に「ちいさなマル」を。
ちょっと元気があるときに、自分の「ダメだと思われるところ」や「悪いと思われるところ」などを紙に書き出してみませんか?
落ち込みそうになったら書き出すのをやめて、それから、ひとつずつ無理やりでもいいからポジティブな言葉に変換してみるんです。言い換えることができたら、その項目にマルをつけましょう。
「自分のイヤなところもこんなふうに言い換えられるんだ」
そう思えたならしめたもの。
少しずつ書き出して、少しずつ言い換えてみて、少しずつ自分を認めて、紙の上をちいさなマルで埋め尽くす。そうしていつか自分に「はなまる」をつけてあげられるようになるといいですね。
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