昨年末から彼女が「スマホを変えたい」と言ってたんだけど、私はずっと「もうしばらく待ったほうがいい」と言い続けてきた。
そしてついに、我らがGoogleからコスパ最強スマホ「Pixel8a」が登場した。
私のスマホはまだまだ使えそうだったから変えなくてもよかったんだけど、おそろいにしたいということもあり、ふたりで乗り換えることに。
Google Pixel8aを一言でいうと「一番お高い機種と同じプロセッサが使われているから安いのにサクサク動くスマホ」だ。
この記事を読めば、私がPixel8aを「コスパ最強」だと繰り返す理由が分かるはず。
コスパ最強スマホ『Google Pixel8a』開封編。
発売日に届き、段ボールを開けるとPixel8aのパッケージが。
いきなり驚いたのがパッケージの薄さ。これまで私が購入したスマホの中でもダントツで箱が薄い。ガジェット好きの人なら予想がつくかもしれないけど、このPixel8aには「ACアダプタ」が付属していない。だから箱が薄いんだね。
Pixel8a 本体背面。
本体はこんな感じ。
カラーバリエーションは4種類ある。
私はそのうちの「Bay」という海をモチーフにした色を選んだ。単純な「青」というのではなく、まさしく海やあるいは青空のような色で気に入っている。
ちなみに一緒に購入した彼女は「Porcelain」という色を選んだ。学のない私にはこの英単語の発音の仕方すら分からないけど、焼き物とか、陶磁器という意味らしい。少しクリーム色っぽい微妙な白という印象だ。
Pixel8a カメラ部分。
カメラのレンズ部分だけが盛り上がっている機種が多いなか、Pixel8aではカメラの付いている部分が「帯状に」盛り上がっている。
以前に使っていた機種はレンズ部分だけが盛り上がっていたので、背面を下にして置いた際にバランスが悪く「かたかた」していた。
レンズ部分が盛り上がってしまうのはもう仕方がないから、あえて帯状に盛り上げてしまい「かたかた」しないようにしよう。という考えなのかな。以前の機種では「かたかた」が気になっていたので、細かいことだけど、ちょっと嬉しいね。
Pixel8aにはカメラがふたつ付いている。
それぞれ広角レンズとウルトラワイドレンズというものが付いているようだ。ようするに「広く撮れるやつ」と「さらにもっと広く撮れるやつ」ということらしい。
遠くについては8倍までの「超解像ズーム」に対応している。
Pixel8aの兄貴分である「Pixel8 Pro」には、上記ふたつのカメラに「望遠レンズ」が加わった3つのカメラが搭載されている。遠くの景色まできれいに撮りたい人は「Pixel8 Pro」のほうがいいんじゃないかな。
また「Pixel8 Pro」と「Pixel8」には、Pixel8aにはない「マクロフォーカス」という機能があるらしい。両機種はPixel8aより被写体にぐぐっと寄って写真を撮ることができるようだ。
Pixel8a 前面。
続いて前面。
上の画像はPixel8aのロック画面をスクリーンショットに収めたものだ。
Pixel8aは全体的に丸みを帯びたデザインになっている。それはディスプレイも例外ではない。
四隅がかなり丸くなっているのが分かるだろう。これまでいくつかのスマホを使ってきたけど、こんなに角の丸いディスプレイのスマホは初めてだと思う。
本体の淡い色合いに、丸みを帯びたボディ。そして角の丸いディスプレイ。全体的に「かわいらしい」スマホに仕上がっている。
でも――、と続けたくなるのだけど、それはもう少しあとで解説しようかな。
Pixel8a 底面、天面、側面。
まずは底面。
左右にある細いスリッドはステレオスピーカーだ。ステレオだからということなのかは分からないけど、Pixel8aのスピーカーはスマホとしては音が良いほうだと思う。低音までちゃんと出ていて、小さいスピーカーにありがちな「しゃかしゃか」した音ではなく、音に重みがある。
スマホのスピーカーで音楽を聴くことはあんまりないかもしれないけど、音が悪いよりは良いほうがいいよね。
中央にある楕円形のジャックは充電やパソコンとの接続に使うUSB-Cだ。
中央やや右にある本体カラーより少し色の薄い線のような部分は、おそらく通信用のアンテナだと思われる。Pixel8aの側面にはこのような線がいくつかあるのだけど、どれも「側面」にあるのでほとんど目立たないようになっている。
天面には通信用のアンテナ部と、マイクのポッチがあるだけなので――
次は右側面。
右側面には画像の左から「音量ボタン」と「電源ボタン」が並んでいる。スマホを手に持つと、上に電源ボタン、下に音量ボタンがくるようになっている。
以前のスマホがちょうどこの反対の配置だったので、しばらくは戸惑うことになるかも。
あとはアンテナがあるだけ。
最後は左側面。
下部にSIMカードスロットがあるのと、アンテナがある。
コスパ最強スマホ『Google Pixel8a』レビュー編。
Pixel8aの良いところ:ハイエンドモデルと同じプロセッサだから「安いのにサクサク」
まず最初に特筆すべきこと。それは――
Pixel8aはGoogleが販売している上位機種「Pixel8」「Pixel8 Pro」と同じプロセッサを搭載しているという点だ。
プロセッサとは簡単に言えば「頭脳」。そのスマホやパソコンの処理速度は(おおむね)プロセッサによって決まる。
Pixel8aはPixelシリーズの中では廉価版だが、それでいてプロセッサはハイエンドモデルと同じものが使われている。
だから「コスパ最強」なんだよね。
ただし、メモリについてはちょっぴり補足が必要・・・
メモリとは簡単に言えば「作業机の広さ」。机が広いほどすぐに使うものをざっと置いておけるので便利。反対に机が狭いと、何か必要になったらそのつど取りに行かなくてはいけない。プロセッサと同様、メモリも処理速度に影響を及ぼす。
このメモリについては、当機種「Pixel8a」と「Pixel8」が8GBなのに対して、長男の「Pixel8 Pro」では12GBとなっている。
ベンチマークという、スマホやパソコンの処理速度を数値化するソフトを使うと、「Pixel8 Pro」だけが頭ひとつ抜けていて、「Pixel8」と「Pixel8a」はほとんど変わらないという結果になるはず。
まあ、Pixel8aを簡単に説明するならば「一番お高い機種と同じプロセッサが使われているから安いのにサクサク動くよ」ということだ。
Pixel8aの悪いところ:SDカード非対応なので容量を増やすことができない。
他社製品ではSDカードを差し込むことでデータ容量を増やすことができるモデルが多いけど、Pixel8aはSDカードに対応していない。
動画をたくさん撮影したり、スマホで映像作品をダウンロードして見たり、あるいは膨大な音楽ファイルを入れようとしている人は、ストレージが「256GB」のモデルを購入しよう。
蛇足になるけれど、実をいうと今回のスマホの機種変更は彼女の意向だった。
そういうこともあり、Pixel8aについて(自分としては)あまり下調べをせずに購入したのだ。Pixel8aが手元に届き、初期設定をして初めてSDカードが入らないことに気がついた。これまでのAndroidスマホでは当たり前のようにSDカードスロットが搭載されていたので、ちょっとびっくりした。
あらかじめ知っていれば、容量の大きなモデルを購入すれば良いだけの話なので「これがPixel8aの悪いところだ!」というのは言い過ぎかもしれない。ただ注意は必要だ。
コスパ最強スマホ『Google Pixel8a』総評。
Pixel8aはコスパ最強。
まずは、何と言っても「一番お高い機種と同じプロセッサが使われているから安いのにサクサク動くよ」というのがPixel8a最大の魅力だし、このスマホを検討している多くの人は、これを理由に購入するんだと思う。
丸一日ほど使ってみて、通常の操作でもたつくようなことはなく、重めの3Dゲームを動かしてカクカクするようなこともなかった。
ハイエンドクラスのプロセッサが搭載されたスマホを、ミドルクラスの値段で手に入れることができる。そのコスパの良さが一番の魅力だ。
Pixel8aはまるっこくて色もかわいい。
またPixel8aは全体的にまるっこい。丸すぎて使いづらいということはなく、ディスプレイが小さめなのも相まって、手によくフィットする。少し厚めなのも、持ちやすさに影響しているのかもしれない。
以前に使っていた機種はPixel8aより大きく、Pixel8aより角ばっていて、Pixel8aより薄かった。板チョコを持っている感じ、と言えば伝わるかしら。持ちやすいのは持ちやすいんだけど、「手にフィットする」という感じではなかった。
Pixel8aはまるっこくて、色も絶妙にかわいくて、手にフィットする感じがある。
とにかく、しばらく使ってみよう。
ホームページによるとPixel8aは7年先までOSのアップデートがあるようなので、7年――はちょっとバッテリーがダメになっていそうだから、まあ、長く使えるといいなぁ。
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