先日、Googleのスマホ『Pixel 8a』を購入しました。
まるっこくて可愛らしくて、お値段も手頃なのに、スペックは一線級。
そんな『Pixel 8a』を購入したときにもらったGoogleストアで使える2万円分のポイントを使い、Googleの完全ワイヤレスイヤホン『Pixel Buds Pro』を購入しました!
この記事では、左右が独立した完全ワイヤレスかつノイズキャンセリング機能のついたイヤホン『Pixel Buds Pro』の開封と使用感のレビューをまとめました。
Google Pixel Buds Proの開封
こちらが『Pixel Buds Pro』のパッケージです。
定価28,200円となかなか高価なイヤホンですが、パッケージはいたってシンプル。ご丁寧に陳列用の「ひっかけるところ」まで付いています。
付属品の紹介
- 操作ガイド
- 取扱説明書
- イヤーピース(耳に挿入する部分)のサイズ違い(SとL)
付属品もシンプル。
充電用のケーブルすら付属していません。といって、充電ケーブルの端子はスマホの充電に使うものと同じ「USB-C」なので、わざわざ付属しなくてもいいだろうという判断なのでしょうね。
Google Pixel Buds Pro 本体の紹介
Pixel Buds Pro ケース
こちらが『Pixel Buds Pro』の本体(ケース)です。
大きさを比較しやすいように箱と一緒に並べてみましたというのは建前で、自立できなかったので箱に立てかけるようにして撮影しました。
ケースはたまご型で自立できませんが、ケースを「立てて置く」必要もないので気になりません。むしろこのまるっこさが可愛らしくて良き。
いつまでもさわっていたくなるようなすべすべのさわり心地もあいまって、思わず頬ずりしたくなります。
Pixel Buds Pro バッテリーについて
ケースを開けるとこんな感じ。
左右のイヤホンが完全に独立しているタイプのワイヤレスイヤホンです。
ワイヤレスなのでイヤホン本体にはバッテリーが内臓されており、最長11時間の音楽再生が可能となっています。またケースのほうにもバッテリーが内臓されており、イヤホンをケースにしまうことでケース側のバッテリーからイヤホンを充電することができます。イヤホンとケース、両方のバッテリーをフルに使った場合、最長31時間の音楽再生が可能です。
最長31時間の音楽再生ができるだけでも充分な性能だと思いますが、先述したとおり本製品は多くのスマホと同じケーブルで充電することができるので、モバイルバッテリーを持ち歩いている人であれば、いつでもどこでも充電できますね。
Pixel Buds Pro カラーバリエーション
カラーバリエーションは全6色。
画像の左上から順番に――
- Bay(海)
- Porcelain(磁器)
- Coral(珊瑚)
- Charcoal(木炭)
- Fog(霧)
- Lemongrass(レモングラス)
と、なっています。
うん。英語ばっかりで訳わからんね。
黒井は先日購入した同社のスマホ『Pixel 8a』と同じ「Bay」のカラーを選びました。
Google Pixel Buds Pro を使ってみた感想
使ってみた感想をざっくりまとめると――
音質に限って言えば、値段を考えるとちょっと微妙。でも完全ワイヤレスの利便性、携帯性の高さに加え、強力なノイズキャンセリング機能が使えて3万円弱なら、まあ値段相応かな。
という感じ。
黒井は『Pixel 8a』を購入したときにもらえたGoogleストアのポイントを利用して本製品を購入したので、実質1,150円という破格で『Pixel Buds Pro』をゲットできました。
このような背景もあり個人的には大満足しておりますが、レビューはあくまでも定価で購入した場合を考えて行います。そうすると、まあ値段相応なのかなぁという感じがしました。
同価格帯の完全ワイヤレスイヤホンを眺めたときに『Pixel Buds Pro』が他を圧倒しているかというと、そんなことはないかなぁ。
それこそ「『Pixel』シリーズを購入してポイントが付いたけど何に使おうかなぁ」と悩んでいて、かつ完全ワイヤレスイヤホンを持っていないなら、かなり強力な候補になるかと思います。
知らない間に進化していたノイズキャンセリング機能
ノイズキャンセリング機能って、こんなに進化していたんですね。
昔はSONYかBOSEくらいしかまともな製品がないような印象でしたが、今ではいろいろなメーカーがノイズキャンセリング機能を搭載したイヤホン、ヘッドホンを出していますよね。
性能自体もひと昔前よりかなり良くなっているように感じました。
ノイズキャンセリング機能をオンにした状態で目の前にいる彼女に声を出してもらうと、まったく聞こえないわけではないものの、ものすごく離れた場所から声をかけられているような感じがしました。
「あれ、目の前にいるはずなのに遠くの方から声がするぞ」と、頭の中の距離計がおかしくなってしまったような感覚があるんです。
これなら電車やバス、はたまた飛行機の中でも音楽や動画の音声に集中できそうです。
音質は「アクティブ ノイズ コントロール」の設定によって変わる
Bluetooth設定 > Pixel Buds Pro > 音 > アクティブ ノイズ コントロール
『Pixel Buds Pro』には「ノイズキャンセリング・オン」「ノイズキャンセリング・オフ」「外部音取り込みモード」という3つのモードがありますが――
この3つのモード、それぞれで微妙に音質が変わります。
分かりやすくまとめると――
ノイズキャンセリング・オン | ノイズキャンセリング・オフ | 外部音取り込みモード | |
---|---|---|---|
バランス | もっともバランスが良い | 低音が強調される | やや高音寄り |
こもり具合 | 低~中高音までうっすらこもる | 全体がうっすらこもる | 他よりはクリアだけどやっぱりうっすらこもる |
こんな感じかなぁ・・・
あくまでも「黒井の耳にはこう聞こえる」という話。
もっともよく使われるであろう「ノイズキャンセリング・オン」モードが、もっともバランス良く聞こえます。黒井の勝手な予想ですが「ノイズキャンセリング・オン」モードで聴くことを前提にバランス調整が成されているのかもしれません。しらんけど。
イコライザを「シャープ」に設定すると幸せになれる(個人差アリ)
Bluetooth設定 > Pixel Buds Pro > 音 > イコライザー(EQ)
『Pixel Buds Pro』は、設定画面から独自にイコライザー(音質補正)を設定できます。
個人的にはテンプレートの「シャープ」が好き。
「シャープ」「低音(ライト)」「バランス重視」のイコライザーをかけると「こもり」を改善できるような気がします。
装着感はちょっと不安だけど意外と落ちない
耳の中に「入れる」というより、耳の中のくぼみに「乗せる」ような形で装着するので、イヤホンが落ちてしまうのではないかと不安になる――が、意外と落ちません。
『Pixel Buds Pro』を装着したまま就寝前のストレッチを行いましたが、脱落せず。落ちそうになることもありませんでした。
Google Pixel Buds Pro 総評
はっきり言ってしまえば「値段相応」だけど、同社のスマホ『Pixel』を買うともらえるポイントを使いたったの1,150円で買えたので、大満足。
「とにかく高音質なイヤホンがほしい」という人には向かないけど、「ノイズキャンセリングが使えて完全ワイヤレスのイヤホンがほしい」なら、候補には入れても良いと思います。
そして、黒井のおすすめはイコライザーで「シャープ」を設定すること!
これさえ設定しておけば(個人的には)音質面でも「ワイヤレスにしてはまあまあ良いね」というくらいの評価。
ケースが小さくて、まるっこくて、さわり心地が良いのがたまらない。それだけで「これ持っていこう」という気持ちになれます。
同価格帯におけるライバルが強力かつたくさん存在しているので、万人に「これが一番いい!」みたいなことは言えませんが、個人的には満足しています。
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