まいど!黒井(@961373)です。
Audio-technicaというSONYに並ぶ日本のオーディオメーカーが製造しているA900(現在はA900X)という高音質ヘッドホンがあります。
上の写真はAudio-technica「A900」というひとつ型落ちのモデルです。現在は「A900X」という新型が販売されています。
実売価格1万円台で販売されていて、高音質ヘッドホンとしては入門機に該当します。
ぼくは「高音質ヘッドホンを初めて購入する人」に、最初の一台として「A900X」をおすすめします。
ヘッドホンを初めて購入する人に「A900X」をおすすめする理由は……
- 不満の出にくい誰もが認める高音質
- どんなジャンルの音楽でもオールマイティーに鳴らせる
- どんな頭の形の人でもフィットする3Dウイングサポートの付け心地
- iPhoneやAndroidスマホに直挿しでも充分な音量が出る
以上の4つです。
初めてのヘッドホンに「A900X」をおすすめする理由について、ひとつずつ解説していきますね。
ヘッドホンを初めて購入する人にAudio-technicaの「A900X」をおすすめする4つの理由。
おさらいになりますがもう一度。
ぼくが「ヘッドホンを初めて購入する人」に「A900X」をおすすめする理由は……
- 不満の出にくい誰もが認める高音質
- どんなジャンルの音楽でもオールマイティーに鳴らせる
- どんな頭の形の人でもフィットする3Dウイングサポートの付け心地
- iPhoneやAndroidスマホに直挿しでも充分な音量が出る
以上の4つですね。
Audio-technicaの「A900X」は安心と信頼をもって誰にでもおすすめできる高音質ヘッドホンの入門機です。
【1】A900Xは不満の出にくい誰もが認める高音質ヘッドホンです。
Audio-technicaの「A900X」の音はよくまとまっていて、誰の耳にも聴きやすい音です。受け入れられやすい音なんですよね。
Audio-technica独特の「ひかえめな低音ときらびやかな高音」を思う存分に楽しむことができる1台です。
音がクリアで高音の解像度が高いので、これまでiPhoneなどに付属しているイヤホンイヤホン等の安物で音楽を聴いていた人が「A900X」を使うと……
「いままで聞こえなかった音が聞こえる!」
と、驚くはず。
とくに音のクリアさは誰でも一聴すれば分かることなので、いままで使っていたイヤホンなどと比べて何枚ものベールが取り去られたような感じがしますよ。
ただひとつ、弱点をあげるならば……
低音の量が出ないので、ダンス・ミュージックや重厚なロックばかり聴く人にとっては「やや迫力に欠ける」と感じるかもしれないという点ですね。
【2】A900Xはどんなジャンルの音楽でもオールマイティに鳴らしてくれます。
「A900X」の音は万人受けするだけでなく、さまざまなジャンルの音楽をオールマイティに鳴らす「フラット」という特性を持っています。
フラットな音質は「特徴がないのが特徴」といっても過言ではありません。
どれかひとつのジャンルに特化したヘッドホンもとても魅力的なんですす。しかし初めてのヘッドホンを購入するときには、オールマイティな製品のほうがいいでしょう。
A900Xなら重すぎないロック・ポップス・アニソン・アイドルソング・ジャズやボサノバ・オーケストラと幅広いジャンルの音楽を楽しく鑑賞することができますよ。
【3】A900Xはどんな頭の形でもフィットする「3Dウイングサポート」で付け心地も良好。
A900XにはAudio-technicaのオハコである3Dウイングサポートが搭載されています。この機構があると大型ヘッドホンでもあまり重さを感じないんですよ。
その3Dウイングサポートが……
こちら。
ヘッドホンといえば頭にバンド状の支えが当たるようにできていますよね。この部分をヘッドバンドといい、ここの造りで装着感が大きく異なるんですよ。
Audio-technicaの大型ヘッドホンの多くには3Dウイングサポートが搭載されていて、比較的に付け心地は良好です。
大型ヘッドホンは重さが300から400グラムになるものもあります。
だから重いんですよ。
Audio-technicaの3Dウイングサポートは付け心地が良いだけでなくヘッドホンの重さを感じにくくする働きもあるように思います。
また3Dウイングサポートの搭載されたヘッドホンはどんな頭の形でもフィットするという印象もありますね。
【4】A900XはiPhoneやAndroidスマホに「直挿し」しても充分な音量が出ます。
ヘッドホン初心者がやりがちなミスとして「ちゃんとしたプレイヤーを持っていないのにヘッドホンのインピーダンスを見ずに購入してしまう」というものがあります。
やや専門的になってしまいますが、とくにiPhoneやAndroidスマホで音楽を聴く人にとって「大事な話」なんです。
ヘッドホンには「インピーダンス」というスペックがあります。
インピーダンスとは「電気の抵抗」のことです。
「Ω」という単位で表されます。
ざっくりいうと、
インピーダンスの「数値が大きい」ほど「貧弱なプレイヤー」では「音量を確保できない」という問題が生じるんですよ。
iPhoneやAndroidスマホは音楽を聴くためだけにつくられた端末ではありません。
だからあまりに高いインピーダンスのヘッドホンを「端末に直接挿して使う」と音量のボリュームを最大にしても、小さな音しか出ないことがあるんです。
高級ヘッドホンになるとポータブルプレイヤーではなく据え置きのプレイヤーで聴くことが前提になっているケースもあります。
そういうヘッドホンはiPhoneやAndroidスマホのみならず、iPodやWalkmanに直挿しでも音量を確保できないことがあるので、注意が必要です。
A900Xのインピーダンスは「42Ω」です。けして低いとは言えませんが、iPhoneやAndroid、またiPodやWalkmanに直挿しで使用しても充分に音量が取れる数値となっています。
A900Xの弱点について。
初めてのヘッドホンにおすすめのAudio-technica「A900X」ですが、2点の細かな弱点もあります。
それは……
- 屋内用であること
- 若い女性が長時間使用するにはちょっと重いかもしれない
以上の2点です。
【1】A900Xは「屋内用」です。
ヘッドホンを購入して家のなかでも外でも使いたいと考えている人には、A900Xは向いていません。
A900Xには取り外しのできない3メートルのケーブルがつながっているので、外で使うことはちょっと難しい。使えないこともないですけどね。
【2】A900Xは若い女性が長時間使用するにはちょっと重いかもしれません。
A900Xは「330グラム」あります。頭の上に載せるものとして軽いとは言いがたい重みです。
3Dウイングサポートにより数字ほどの重さは感じませんが、実際に330グラムのものを頭の上に載せていることには変わりありません。
未成年の方や、小柄な女性などがA900Xを長時間使用すると、肩や首が疲れるかもしれません。
ぼくはチビだけど長時間つかってもまったく疲れませんね。
A900Xのまとめ。
ぼくがA900Xをヘッドホンを初めて購入する人におすすめしたい理由は……
- 不満の出にくい誰もが認める高音質
- どんなジャンルの音楽でもオールマイティーに鳴らせる
- どんな頭の形の人でもフィットする3Dウイングサポートの付け心地
- iPhoneやAndroidスマホに直挿しでも充分な音量が出る
以上のとおり。
A900Xの弱点は……
- 屋内用であること
- 若い女性が長時間使用するにはちょっと重いかもしれない
こんな感じ。
高音質な大型ヘッドホンは、基本的に「屋内専用」であることが多いです。
だから弱点としてあげた「屋内用であること」と「ちょっと重いかもしれない」ということは、高音質な大型ヘッドホンに付いて回る弱点なんです。
A900Xに限った話ではありません。
個人的にはA900Xは値段以上の高音質だと思います。超クリアで高音がキラキラと美しい「いわゆる良い音」がするので、初めてヘッドホンを購入する人におすすめですよ。
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