まいど、黒井です。
サイダーでおなじみの「三ツ矢ブランド」から「セブン&アイの店舗限定」で「100%アップルサイダー」なるものが販売されていたので買ってみました。
フルーツサイダーといえば「無果汁」であることが多いですが、なんと「三ツ矢100%アップルサイダー」はその名の通り「濃縮還元 果汁100%」なんですよ!
果汁100%のアップルサイダー、飲んだことあります?
「濃縮還元 果汁100%アップルサイダー」は良いけど「濃縮還元」って何か知ってます?
こちらの画像が三ツ矢からセブン&アイ限定で販売されている「100%アップルサイダー」です。赤地に金色の文字がゴージャスですよね。
ブログ用に写真を撮っていたら、
こんな文字が目に入りました。
濃縮還元?
100%アップルサイダーのパッケージには「濃縮還元 果汁100%」とあり、ちょっと疑問に思ったんですよ。「濃縮還元」は普通の「果汁100%」とは違うんですかねぇ。
調べてみると、
濃縮還元は、主にオレンジジュースなどの果汁を含む飲料に使用されるのが一般的で、この場合一度搾り取った果汁を何らかの方法で水分を飛ばした後、再び水分を加えるものである。
ということのようです。
たとえば、
ファミレスのドリンクバーで「オレンジジュース」を注ぐとき、濃ゆい「オレンジジュースの原液」と「水」が同時に出て来ますよね。グラスに入ると「ふつうのオレンジジュース」になる。これも「濃縮還元」なんですね。
サーバーのなかに「濃縮されたオレンジジュース」が入っており、ボタンを押すと「濃縮されたオレンジジュース」と共に「水」が出て来て、グラスの中で「濃縮還元」を行っているワケです。
この製法は「濃縮されているから小さくして運べるので運搬のコストを下げられる」としてファストフード店やファミリーレストランでよく使われているそうです。
三ツ矢の「100%アップルサイダー」は「アップル果汁」を「ソーダ」で「濃縮還元」したフルーツサイダーということになります。
だから「実質的な果汁は100%」なんだけど、製法の違いから「濃縮還元」と表示する必要があるんでしょうね。納得しました。
ということで、100%アップルサイダーを飲んでみましょう。
三ツ矢の100%アップルサイダーは濃厚なのにさっぱりで、この夏のオトモになりそう。
さっそく100%アップルサイダーを飲んでみます。
ん?
んんんんん!!?
おいしい!!!
炭酸はやや弱めで「パンチに欠ける」ような気もしますが、この「アップルの濃厚さ」が加われば話はべつです。
あ、ちょっと炭酸弱めだなぁ。
そう思った瞬間、アップルのまろやかな甘さが「ふわっ」と口のなかに広がります。味の濃厚さはさすが「100%」と言うべきでしょうか。
アップルの甘さがすうっと落ち着いていくと、ふたたび「サイダー」がシュワシュワっと弾けて後味は非常にさっぱりとしています。
その濃厚さとさっぱりさの見事なバランスは、ひと口のんで「にやり」としてしまうほどですよ。微炭酸とアップルの濃厚さが相まって「幸せな味」を演出しています。
「100%アップルジュース」は濃厚さとさっぱりさのバランスに衝撃を受けつつ、でもどこか懐かしい感じのする「あの日のアップルサイダー」でもあるんですよ。
これね、いきなりお気に入り決定です。
あとがき
ぼくはそもそも三ツ矢サイダーが大好きなんですが、このアップルサイダーの「濃厚さ」も捨てがたい。炭酸は弱めですがアップルの香りと味が濃厚でおいしいんですよ。でもけしてベタベタするワケじゃなくて、後味は「さっぱり」なんですよねぇ。
また見かけたら買ってみよう。
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