【のぼる小寺さん】東京オリンピックの追加種目にも選ばれたボルダリングを全力で楽しむ少女の話。

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読書録

まいど。

黒井です。

スポーツクライミングって、知ってますか?

スポーツクライミングとは、東京オリンピックの追加種目として選ばれ脚光を浴びることとなった屋内スポーツです。

日本ではとくに「ボルダリング」が有名ですが、スポーツクライミングでは3種類の競技があります。

頭を使い、よく考えて難しいコースに挑む「ボルダリング」

高さ15メートルの壁を登る速さを競う「スポード」

6分という制限時間内で、どこまで登ることができたかを競う「リード」

この記事で紹介するマンガ「のぼる小寺さん」は、東京オリンピックの追加種目に選ばれたことで有名になった競技、スポーツクライミングがテーマとなっています。

最初は表紙のかわいらしい女の子(小寺さん)に目を奪われて読み始めた本作。

しかし、読み進めていくうちに、いつも全力で「のぼって」いる小寺さんに触発され「自分も何かやろう!」と思えてくる。そんなマンガでした。

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小寺さんはとてもかわいらしい(大前提)

まず目に飛び込んでくるのは、表紙の「真剣な眼差しで何かをしている少女」でしょう。

ボルダリングの「壁の中」から小寺さんを見ているような構図だからか、ぱっと見ただけでは小寺さんが何をしているのか、分かりづらいようになっています。

小寺さんとの出会い。

黒井はときどき「Amazonで無料のキンドル本を探す」ということをしています。

マンガ「のぼる小寺さん」を見つけたときも、無料で読める本を探していました。そこで先ほどの表紙を発見し、読んでみることにしました。

Amazonのプライム会員になると「プライムリーディング」という会員限定のサービスが利用できます。

プライムリーディングでは、一部のキンドル本を無料でレンタルして読むことができるので、黒井はよく「プライムリーディングで読める無料のキンドル本はないか」と探しています。

小寺さんはいつも全力。

ボルダリングをするときはもちろん、何をするときも全力の小寺さん。あまり口数が多い方ではありませんが、全力で頑張っている人の周りには人が集まってくるものです。

やる気のない卓球部員の近藤くんも、小寺さんに魅せられたひとり・・・

近藤くんは親の言いつけで運動部に入部したものの、やる気がなくどこか冷めている少年でした。

彼はいつもダラダラと部活動に文字どおり「参加しているだけ」の卓球部員で、部活中はいつも体育館につくられたボルダリング用の「壁」をのぼる小寺さんのことを見ています。

きっと最初は(黒井と同じで)「あの子かわいいなあ」くらいの軽い気持ちで小寺さんのことを見ていたのでしょう。

ところが、いつも全力で「のぼる」小寺さんを見ているうちに「自分も真剣に部活動と向き合ってみよう」と、少しずつその姿勢が変わっていくのです。

小寺さんを「見ている人」の視点で描かれる「小寺さん」

マンガ「のぼる小寺さん」は、基本的に「小寺さんを見ている人の視点」で描かれます。先ほど登場した卓球部員の近藤くんもそのひとりです。

いつも全力の小寺さんのひたむきさに触発されて「自分も頑張ろう」と何かに打ち込んだり、ボルダリングにチャレンジしたり、と周りの人の心が変化していく・・・

全力っていいよね。

これが「のぼる小寺さん」の本質なのだと感じました。

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