まいど、黒井です。
バリバリのアフィリエイターでないかぎり「SEO」なんて気にしないでいいですよ。キーワード選定より非リンクより「記事」を優先しましょうよ。
当たり前のことですが「Google」も「Microsoft」も「より便利に検索できるよう」に日々工夫をこらしています。この「より便利に」「より正確に」という考えの究極的なものは、すなわち「SEOというもののない世界」です。
SEOとはサーチエンジン・オプティマイゼーションの頭文字をとったもので、直訳すると「検索エンジンに最適化する」ということです。
ぼくたちが「SEO」を駆使してほとんど「機械的に」検索結果の上位表示を狙っているのに対して、検索エンジンを運営している側は「テクニック的なもので低品質なページが上位に表示されてしまうのを防ごうと」しています。
検索エンジンはこれからも「どうすれば真の意味で役に立つページを上位表示させてやれるか」を考えながら施策を行うでしょう。
検索エンジンが進化すればするほど「小手先のテクニックだけ」では上位表示をさせにくくなり、次第に「SEO」というテクニックそのものの力も弱体化していきますよ。
これからの時代のSEOは「自演リンクを貼る」とか「本文中の数%をキーワードにする」ということではなく「とにかく人のためになるページを作る」ことですよ。
SEOのために記事を書くことが面倒になったり、しんどくなっているのなら、それはまさしく本末転倒です。そんなことならSEOなんて考えないでいいから本気で記事を書きましょうよ。
検索エンジンのアルゴリズムを追いかけるだけの生活なんてやめましょうよ。
これからのSEOは「リンク」や「キーワード」ではなく「品質そのもの」になるでしょうね。それがユーザーのためなんですから当然ですよ。
自作したブログから自演リンクをメインサイトに送る。
文中に5%ほどの割合でキーワードを織り交ぜる。
よく耳にするSEOのテクニックです。
しかし一度Googleのアルゴリズムがアップデートされれば、これらの施策を行ってきた努力はすべて水の泡。まったくのムダになってしまうこともあります。
Googleのアルゴリズムが変更し、あなたはそれに適応する。Googleがまた変更し、あなたはそれに適応する。また変更。また適応。変更。適応。
バカじゃないの?
そのようなイタチごっこを続けてもラチがあきませんよ。
ぼくがSEO的に気を使っているのは「タイトルだけ」です。
ぼくはほとんどキーワードなんていうものを意識していません。この記事もキーワードプランナーなどのキーワードツールを使わずに「えいやっ」と書いています。
そこにはTANOBLOのような「雑記ブログ」においては「ビッグキーワードで上位表示させる」ことがむずかしいから、という理由もあります。
ビッグキーワードで上位表示させるのがむずかしいから、あえてキーワードを選定せずに記事を書き、自然に出てくる「ロングテールキーワード」にまかせているワケです。
そんなこと言って本当は、
単に「キーワードを意識しながら書くのが嫌だ」というのがもっとも大きな理由なんですけどね。
SEOとしての効果があるものでぼくが気を使っているのは「タイトル」くらいのものです。最近ではそのタイトルについても少し考えが変わってきました。
SEO的に良いタイトルというのは「タイトルの左側にキーワードがある」ものです。ようするにタイトルの始めにキーワードが来るようにしましょうということ。
「これだけやれば上位表示も夢じゃない!30項目のSEO」
やりすぎな感も否めませんが、これでは「SEO」が最後に来てしまっているので「SEO」というキーワードが検索エンジンに与える影響力は限りなく「小さく」なります。
だから言葉の順番を変えて、
「SEOの基本30項目!これだけやれば上位表示も夢じゃない!」
とするほうが、SEO的には評価されます。
でも、
人間の目でタイトルを見ると、最初にキーワードが入っているより「感情を揺さぶられる言葉」が入っているほうが「目を引く」んですよ。
たとえばタイトルの頭に、
- SEOの基本
- SEOの実践的テクニック
- SEOの定番
というキーワードが入ってると、どうでしょう?
ぼくなら、
「あ、うん」
って、なりますね。
そうですか。この記事はSEOの記事なんだね。わかりました。終わり。
これが、
- 知らない人は損をしている!
- デキる社会人はみんな知っている!
- まだ◯◯で消耗してるの?
という言葉から始まっていたらどうでしょうか。
ぼくなら後者のほうが「ん?」となりますね。最初に気を引くワードが入っていると「そう言われちゃうと見たくなっちゃうよなぁ」という具合にユーザーの行動(記事を読むという行動)をうながすことができます。
ちなみに最後の「まだ◯◯で消耗してるの?」はプロブロガーのイケダハヤトさんがよく使うことで有名なテンプレートです。
「まだ◯◯で消耗してるの?」というフレーズはすごい優秀ですよね。見ていて惚れ惚れします。「まだ◯◯で」の「◯◯」にはキーワードを入れられるのでSEO的にも良いし、さらに「消耗してるの?」という言葉で相手を小馬鹿にしている感じを演出し「煽る」ワケですよ。
さらに「まだ◯◯で消耗してるの?」だけではタイトルとして短いので、副題のようなものをつなげることもできますよね。
すごいなぁ。
SEOにかまけている時間があるならその分より良質な記事を書いてください。
「キーワードが」とか「リンクが」とかうるさいよ。SEOを意識しすぎて記事を書くことが負担になったり、作業的になっているなら、これほど「本末転倒」なことはありません。
SEOに細心の注意を払いながらもいつも通りに記事を書けるのならそれでもいいかもしれませんが、とにもかくにもまず記事ありきですよ。
どんなにSEOに詳しくても「記事がひとつもないサイトを上位表示させる」ことは不可能です。何度でも言いますが「記事ありき」です。
優先すべきは「記事」です。
記事の本数もそうですし、記事の内容もそうです。キーワードを選定してそのキーワードに沿った内容で記事を書くより、自分の好きなことについて、好きなだけ記事にしたほうがゼッタイに良い。特にブロガーはね。
そのほうが面白いものが書けるし、更新頻度も上がるでしょう。
個人レベルで運営しているブログであれば「SEO」に使っている時間はまるっと「記事の執筆」に当ててしまいましょうよ。
特に個人ブログの場合では、お客さんを集めるのはSEOではありません。あくまでも「コンテンツ」ですよ。記事ですよ。
「コンテンツ至上主義」となり本気で記事を書いていれば、たとえ検索エンジンが味方についてくれなくても、たくさんのファンが応援してくれます。
その力はまわりまわって「検索エンジン」にも高く評価されるんです。
個人ブログにおいては「SEOを施して無理ヤリ上位表示を狙う時代」は終わりました。ブログのリピーターを増やし、ファンを増やし、それが検索結果にも反映される。その流れがもっとも自然ですよ。
あとがき
SEOに対するぼくの考えを記事にしました。SEOの知識は「あって困るものではない」とは思いますが、それにとらわれてしまって肝心の記事を書くことに支障をきたすくらいなら、最初からSEOなんて度外視していいと思うんですよ。
小手先のSEOテクニックだけで上位表示させることは、実際にむずかしくなりつつあります。ツイッターでアフィリエイターさんのつぶやきを見ていると、Googleのアルゴリズムの変更により「俺死ぬかもしれない」という状況に陥ってしまう人もいるようです。
ネット上にウェブサイトやブログを構築するということは、少なからずGoogle先生のお膝元で活動しているワケですから、Googleのアルゴリズムに振り回されることもあるでしょう。
でも「いつも見てます」と言ってくれるファンがたくさんいれば、Googleのアルゴリズムに振り回されて一喜一憂することは減っていくはずです。何かに依存することは楽だけどリスクでもあるので、なるべくGoogleに依存しないブログづくりをしたいものです。
そんなのムリだけどね! Googleの力がデカすぎて!
以下にブログ運営についてのおすすめの本を並べておきます。
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