仕事の効率を上げることは「仕事を早く終わらせること」ではありません。
仕事の効率を上げよう、仕事を早く終わらせようと意識するあまり「イライラ」したり「ストレス」を感じたりしていませんか?
それ、本末転倒ですよ。
仕事の「効率を上げる」ことは「楽に仕事を進める」こと。
仕事の「効率を上げる」ことは仕事を「早く終わらせる」ことではありません。「仕事の効率を上げることは仕事を楽に進めることだ」と考えましょう。
作業の一部を「自動化」したり「委託」するのも、仕事を早く終わらせるためではなく「仕事を楽に進めるため」です。
根性を頼りにした時点であなたの負けです。
「仕事の効率を上げる」ことを「仕事を早く終わらせる」ことであると解釈しているうちは、仕事の効率を上げるために「根性」を使っていることになります。
「頑張って」仕事を早く終わらせる。
この「頑張り」はどれくらい続くんでしょうかね?
たとえば、
「人間の集中力はどんなに長くても90分ていどしか持続しません」
と、よく耳にしますよね。
しかもこの「90分」という数字には根拠がないというんです。だから「どんなに長くても90分」と見たほうがいい。
ぼくの個人的な体感では・・・
「深い集中力」の持続時間は「15分〜30分くらい」といったところ。
すなわち「頑張って」「集中して」仕事の効率化を図ることは「不可能」といっていいでしょう。
ひとの「頑張り」や「集中力」はそう長くはもたないんですから。
だからこそ「仕事の効率を上げることは仕事を楽に進めることだ」という意識を持つべきなんですね。
そうすると話は変わります。
「急がば回れ」で仕事の効率が上がる?
可能であれば「一部作業の自動化」や「外部への委託」をし、個人レベルでの仕事においては「急がば回れ」という手法をとると、仕事は案外に効率よく進むようになります。
たとえばポモドーロテクニック。
ポモドーロテクニックとは、ざっくりいうと「25分働いたら5分お休みする」という方法です。
くわしくは上の動画を参照してください。
ポモドーロテクニックでは「タスク」として「意識的な休憩」を入れて「楽に」仕事を進めます。
「25分につき5分休憩」なので「1時間に10分休憩する」ことになりますよね。
それでは「1時間フルに働いた時」より「成果が減ってしまうのではないか?」と疑問視するひともいるでしょう。
でも、
このように「急がば回れ」という手法をとることで「効率が上がる」ものなんですよね。
先日には下のような記事も書きました。
興味のある方はご一読ください。
仕事は「楽に」「リラックスして」行われるべきでしょ。
「ぴりぴり」「きびきび」仕事をするのでは、かえって仕事の効率は落ち、焦っているので仕事のクオリティも下げることになります。
あとがき
ブログの記事を書くときなんていうのも「急がば回れ」がいいんですよ。いきなり書き出してしまうより、記事のアウトラインをまとめてから書いたほうが、トータルでは「速い」んです。
本当、焦ってもロクなことはありません。
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