読書は「速く読む」ほど理解が「深く」なり、記憶に「残りやすく」なります【大人の読書法】

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ライフスタイル

まいど、黒井です。

「1日で1冊」の本を読むのと「10日で1冊」の本を読むのでは、どちらの読書のほうが「記憶に残りやすい」でしょうか?

答えは「1日で1冊の読書」です。

「10日で1冊の本を読む」ほうが「熟読」することができそうですが、その実「1冊の本を読むのに10日という時間をかけている」とも言えます。

あなたは「10日前」のことを覚えていますか?

10日も前のことなんて覚えていないでしょう。それは読書にしても同じです。1冊の本を読むのに「10日」かけると、その本の冒頭部を読んだのは「10日前」ということになります。

すると本のページの若いところから、日に日に記憶が失われていくことになるんです。

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読書は「速いほど」理解が深まるし、記憶にも残りやすくなります。

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冒頭でも書きましたが「人は10日前のことを覚えていない」から「1冊の本を読むのに10日」もかけていたら、その本の最初のほうから少しずつ内容を「忘れていく」ことになります。

人は10日前のことを覚えていない。

ということは、1冊の本の読書に「10日」かけていると、少しずつ内容を忘れていくだけでなく、その本の全体像をつかみづらくもなります。

そうなると「木を見て森を見ず」の状態となり、その本のなかで著者が本当に言いたかったこと、すなわち「本質」を捉えるのがむずかしくなってしまいます。

よって「本の理解度をも落とす」ことになってしまうんですね。

一方、本をなるべく速く読む場合では「時間をかけないから内容を記憶したまま読破できる」上に「本の全体像や本質を捉えやすくなる」ので理解が深くなります。

しかし、あくまでも「本を早く読むと内容を記憶したまま読破できる」のであって、そのままずっと本の内容を記憶しておくことはむずかしいでしょう。

1日で1冊の本を読んでも、それから10日もすれば「その本の内容は99%忘れている」と断言しても過言ではありません。

本当の本当にこころにガツンと響いたことは忘れません。でもそんな箇所は1冊の本のなかに「1%あれば良いほう」でしょう。

ぼくは、1冊の本を「熟読」あるいは「精読」しても10日後には「99%」忘れてしまうだろうからこそ、少しでも「速く」読んで「記憶に定着する1%をより多く積み重ねよう」ということを言っているんです。

ぼくは何も「速読をしろ」と言っているのではありません。

それどころか、ぼく自身かなりの「遅読家」です。

本を読むのが遅いからこそ「熟読しても99%忘れるのだからこころに響く1%をより多く積み重ねよう」という概念が大切になってきます。

この考えを持つと、もっと「雑に」本を読むことができるようになります。すると飛躍的に読書スピードが上がるんです。

大人の読書は「流し読み」で攻略しましょう。

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ぼくなんかは「読書」というと「学校の宿題」を連想してしまうんですよ。その時点でもう「読書=お勉強」という感じがして吐き気をもよおしてきます。

大人の読書は「学校の宿題」ではない!!

もちろん「お母さんの前で音読」する必要もありません。ゆっくりと大きな声で読めたかどうかなんて関係ないし、読書感想文を作文用紙5枚以内で書きなさいという先生もいません。

もっと雑に、もっと気軽に、もっと気楽に「週刊誌のマンガをぱらぱらと流し読みするような感じで」本を読んでもいいハズです。

学校の勉強のように「暗記」する必要はどこにもないし、何だったら「最初から99%忘れてしまうことを前提に」していてもいいんですよ。

内容をほとんど忘れてしまっても、誰に怒られるでもありませんよね?

大事なのは「熟読する代わりに10日という時間をふいに」して「それでれいて本の内容を99%忘れてしまう」というサイアクの状態を避け、仮に「本の内容を99%忘れてしまったとしてもこころに響いた1%を確実に記憶する」ことです。

本のなかに「1%」あるかないかのトキメキさえこころに残っていればそれでいいんです。

そう考えることにより、ぼくの読書は以前と比べ物にならないくらい速くなりました。

どこを読み、どこを読まないかということに目星をつけて、自分の仕事や生活に当てはまらないと思しき部分は「ぱらぱら〜」っと流し読みするようになったんです。

しかし「ただ流し読みをする」のではいけませんよ。本のなかの「1%」に出会うために、流し読みには「1つ」コツがあるんです。

流し読みのコツは「目次」をしっかり読むことです。

流し読みのコツは「目次」をしっかり読むことです。本の目次とは「本の内容」をキャッチコピーのようにしたものですから、目次というのは「本の縮図」と言えます。

あらかじめしっかりと目次を読み「どこを読み」そして「どこを読まないか」に目星を付けましょう。

たくさんの本を読むようになると「どこを読んでどこを読まないか」という取捨選択の「精度」が上がっていきます。また目次から「これは既知の内容だ」ということも見えてくるようになるので、より効率的な読書ができるようになります。

まずしっかりと目次を読み、このときに「ここは読みたい」とか「ここは自分には当てはまらない」とか「これは知ってる内容っぽいな」という目星を付けておくこと。

こうすることにより「流し読み」をしても理解度が落ちるどころか「逆に理解が深まる」読書体験ができるようになります。

あとがき

atogaki

読書に関しては身近に「すごい速度で本を読む人」がいるので、何だかコンプレックスに感じてしまいます。もっと「速く」それでいて「深く」本を読めるようになりたいなぁ。

より「速く」より「深く」読書ができるようになったら、ブログ記事を書くスピードも上がりそうですよね。より速く深いインプットは、より速く深いアウトプットに繋がる部分があると思います。

さて、部屋の掃除でもしよう。

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