まいど。
黒井です。
新型コロナウイルスの世界的な流行により、日本では緊急事態宣言が発令されています。
不要不急の外出は自粛しなければなりませんが、「家にいても楽しくない!」という人も多いのではないでしょうか?
新型コロナウイルスの流行よりずっとずっと前からひきこもり生活を送っているぼくは、ひとりでも遊ぶことのできるボードゲーム「MARGOT」を購入しました。
ざっくりいうと、MARGOT(マーゴット)は、魔女に捕らえられてしまった「マーゴット」と呼ばれる妖精を救出するゲームです。
この記事では、ソロプレイから4人まで、幅広い人数で遊ぶことのできるボードゲーム「マーゴット」を紹介します。
さっそくいこー!
マーゴットの開封
こちらがマーゴットのパッケージ。
めちゃくちゃかわいくないですか!?
ここだけの話、パッケージのかわいさに一目惚れをして、ゲームの内容をほとんど知らないまま購入したんですよねえ……
マーゴットの内容物
箱の中には、かわいらしいカードがたくさん!
カードは大きく3種類に分けられます。
上の画像の左から順に……
- 妖精カード
- お城カード
- カードリスト
このようになっています。
カード以外には、得点ボードと、プレイヤーコマが入っています。
コマは「赤・青・緑・黄」の4色に分かれています。
そして、忘れてはいけないルールブック。
内容物は以上のとおりです。
さっそく遊んでみよう!
マーゴットってどんなゲーム?
マーゴットは、魔女に捕らえられてしまった妖精(マーゴット)を救出することを目的としたボードゲームです。
ただし、いきなり妖精を救出することはできません。
詳細なルールは付属の説明書にゆずるとして、ここではマーゴットのあらすじと目的とざっくりと解説します。
「同胞と、おとぎ話を取り戻せ」
魔女に奪われたものは、妖精だけではありません。
魔女は妖精を捕らえたあと、その土地の王様に会い「妖精は危険な存在である」と吹き込みました。
それを信じた王様は、民から「妖精の存在を伝える品物」をすべて取り上げてしまったのです。
こうして、少しずつ妖精の存在は忘れられてゆきました。
命を完全に失ってしまう前に、妖精の女王は、自身の魔力を託した残された妖精たちに命じました。
「同胞と、おとぎ話を取り戻せ」
プレイヤーは女王より魔力を託された妖精となり、人間や魔女の城に忍び込んで「妖精と物語」を取り返します。
それぞれの妖精カードには「勝利点」が記載されています。
妖精を救出して、勝利点をゲットしましょう!
複数人でのプレイでは、ゲーム終了時に獲得している勝利点で競い合うことになります。
ソロプレイでの遊び方
ゲームのルールや流れについては、ソロプレイでも複数人のプレイでも変わりありません。
ソロプレイ時には「勝利点14ポイント」をゲームクリアの最低条件として、どこまで点数を伸ばせるかというスコアアタックの形になります。
以前に紹介した一人でも遊べるカードゲーム「ブレイドロンド」のソロプレイは、高難易度で骨太のプレイ感でした。
「マーゴット」のソロプレイは、ブレイドロンドと比べて易しい難易度ですね。
とはいえ、簡単すぎるということはありません。
勝利点14ポイントというクリア条件は、絶妙な点数だと思います。
その理由は、後ほど。
マーゴットで遊んでみる
画像のようにカードを並べたら、ゲーム開始です!
探索フェイズ
自分の手番でできる行動は以下のとおり。
- 探索(お城カードをめくる)
- 休憩(ダメージ回復)※手番に一度だけおこなう
- 妖精の効果を使用する
- 撤退(探索をやめて次のフェイズへ)
これらの行動を、ダメージを5ポイント受けるか、撤退を宣言するまでつづけます。
画像のように探索(お城カードをめくる)をして、カードをお城の左側に並べていきます。
画像では、妖精の存在を伝える品々とともに、「傷アイコン」を持つカード「兵士」と「魔道士」が場に出ています。
アイコンに書いてある数字の合計が、プレイヤーの受けるダメージポイントです。
- 兵 士:ダメージ1
- 魔道士:ダメージ3
ということで、合計のダメージが4……
5ダメージを受けると強制的に探索フェイズが終了となり、ペナルティとして、せっかく集めた「妖精の存在を伝える品物」をひとつ破棄しなくてはなりません。
これ以上の探索は危険と判断し、撤退します。
救出フェイズ
ダメージを5ポイント受けるか、撤退を宣言すると「救出フェイズ」に移行します。
救出フェイズでは、サプライと呼ばれる場所に置かれた妖精カードか、「花の妖精」のカードをどれかひとつ救出することができます。
妖精を救出するためには物語カード(妖精の存在を伝える品物)が必要です。
物語には「赤・青・緑・紫」の色が設定されています。
今回の探索フェイズで取り返した「物語」は以下のとおりです。
- 伝承の本(赤)×2枚
- 楽園の絵画(青)×1枚
- 妖精の楽譜(緑)×1枚
妖精を救出する際には、この「色」が重要になります。
物語と同様に、妖精にもそれぞれ「色」が設定されています。
たとえば画像のカード「旗の妖精」では、右上に「青・緑・灰色」のマークが記載されていますね。
こちらのマークは「妖精を救出するのに必要なコスト」を表しています。
「旗の妖精」を救出するためには「青・緑・灰色」の物語カードが必要です。
「灰色」の部分はどの色でも構わないので……
今回はこちらの3枚(青・緑・赤)の物語カードをつかって、「旗の妖精」を救出します!
妖精を救出したら、妖精カードに書かれている「勝利点」をゲット!
妖精を救出して残った物語カード2枚につき、さらに勝利点を1ポイント手に入れることができます。
今回は残りが1枚だったので、加算されません。
勝利点をゲットした分だけ、得点ボードに置いたコマを動かします。
手番の終了
救出フェイズが終わったら、手番は終了です。
サプライの妖精を救出している場合は、サプライに妖精カードを補充します。
探索をしてめくったお城カード(敵のカードと物語カード)をすべてそれぞれの山札に戻し、よくシャッフルします。
複数人でプレイしている場合は、次の手番のプレイヤーにお城カードの山札を渡して、手番は終了です。
ソロプレイの場合は、そのまま次の探索フェイズに移ります。
ゲームの終了
ソロプレイでも複数人プレイでも、全員の手持ちの妖精カードが6枚になったらそこでゲームは終了です。
そして時が経ち……
妖精を救出しました
今回のプレイで救出した妖精さんたちです。
「花の妖精」を含め、妖精カードは全部で20種類もあります!
妖精はそれぞれ特殊能力を持っており、これをどう使うかで最終的な勝利点が大きく変わるので、探索フェイズの最初にサプライの妖精カードをしっかり確認しておきましょう。
あらかじめ目星をつけておき、その妖精を救出できるだけの「物語カード」を手に入れたらすぐに撤退するのも良し。
さらなる高得点を目指し、お城の中を探索をつづけるのもまた良し。
ただし、調子に乗って探索をつづけていると、恐ろしい敵に遭遇しちゃうかも!
そんなドキドキのチキンレースを、ソロプレイでも味わえるようになっています。
得点発表
最終得点は「14ポイント」で、ぎりぎりソロプレイのクリア条件を達成しました。
ほら、絶妙な点数でしょ。
途中「クリアできないかも」と思わされるシーンもありましたが、なんとかクリアすることができました。
新型コロナウイルスの流行で外出自粛をせざるを得ない我々ですが、お家で家族と(あるいは一人でも)かわいい妖精さんを救出してあげましょう!
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