まいど、黒井です。
多くの「ひきこもり」や「ニート」の例にもれず、ぼくは面倒くさがりでズボラな人間です。
ノートを購入して「やることリスト」などを書くようにしても、数日で続かなくなってしまうのが当たり前……
ノートをしっかりと管理することができず、すーぐほったらかしになっちゃうんですよね。

しかし、いまでは「ノートをとること」がバッチリと習慣になっています!
ぼくを変えてくれたのは、ある書籍を読んで得たノウハウを自分流にアレンジした「3つのルール」です。
現在のぼくは、やることリストや日々の気づき、疑問に思ったこと、ブログのネタ、それから、ほしい本のタイトルや買い物リストなどのメモ書きまで……
すべて「3つのルール」に従って、ノートに記入しています。
3つのルールとは……
- すべてを一冊のノートにまとめ、ノートを管理しない
- 外出時にはノートを使わずアプリを使う
- 月にいちどノートを見返す
ぼくはこの「3つのルール」でもってノートを運用することを「おもちゃ箱式ノート術」と呼んでいます。
おもちゃ箱式ノート術では「ノートの管理」をしません。だから面倒くさがりでも、ズボラな人でも、楽に続けられるんです。
もくじ
「おもちゃ箱式ノート術」3つのルール。

おもちゃ箱式ノート術のコンセプトは「管理しない」ということ。
なるべく省エネルギーでノートを運用するために、極力ノートを管理しません。そのために「3つのルール」を守る必要があります。
【1】すべてを一冊のノートにまとめ、ノートを管理しない。

多くの人は内容によってノートを使い分けていると思います。
思えば、小学校に入学すると同時に「こくごのノート」や「さんすうのノート」といった具合に、
教科ごとにノートを使い分けることが当たり前というふうに教わりましたよね。
でも、大人になると学生のころのように「この時間はこれ」と時間割が組まれているワケではありません。
だからノートは「一冊だけ」でいい。
いろいろなものが雑多に入っている「おもちゃ箱」のように、ナンでもカンでも一冊のノートに書いてしまう。
あえて管理をせず「この中を探せば必ずある」という状態をつくりだすことで、ノートは格段に運用しやすくなります。
お気づきの方もいるかと思いますが、この考えはベストセラーとなった「情報は一冊のノートにまとめなさい」がベースとなっています。
外出時にはノートを使わずアプリを使う

外出時にはノートをつかいません。
とくに電車やバスに乗っているときにノートを開いて手書きでメモをとるのはメンドクサイ!
外出時にはノートの代わりに「メモアプリ」を利用します。
理由はカンタン。
わずらわしいから。
スペースの限られている電車やバスのなかでノートと筆記用具を取り出し、揺れに耐えながらノートをとる……
考えるだけでイヤですね。
とりあえずアプリにメモをしておき、落ち着いたときにまとめてノートへ書き写すようにします。
あくまでも「とりあえず」。
「おもちゃ箱式ノート術」は面倒くさがりでズボラな人でも簡単に運用できるノート術を目指しています。
だから【ルール1】に書いたとおり、すべての情報を「おもちゃ箱のように」一冊のノートに入れてしまうのが大前提。
ちょっぴりメンドウだけど、管理をするというコストを「ゼロ」にするべく、外ではアプリにメモをとり、落ち着いたらノートに書き写すこと。
メモアプリは自分のつかいやすいものならなんでもいいよ!
【3】月にいちどノートを見返す

ある特定のメモを探すケースを除いて、ノートを見返すのは「月にいちど」だけ。
ぼくは月初にノートを見返しています。
ノートを見返すときに、してほしいことがあります。
それは、
ノートを見返したときに再発見した「長期保存したいメモ」をピックアップして「エバーノート」にまとめるということ。
ぼくの場合、こんなメモをエバーノートにまとめています。
- ブログ記事のネタ
- ほしいと思って書いたけどまだ買っていないもの
- 気づきや学びのメモのなかでもピンときたもの

エバーノートでは、同じ種類のものを一緒くたにまとめています。
上のスクリーンショットは「ほしいけどまだ購入していない本」のリストです。
エバーノートの「チェックボックス」を利用して、リストをつくっています。

ノートはけして「書いて終わり」ではありません。
しばらく時間をあけてから読み返し、価値の再発見を行うことです。
「おもちゃ箱式ノート術」では、おもちゃ箱のように一冊のノートにすべての情報を入れておくので、特定のメモを探すのに手間がかかる……
だから「再発見した価値」だけはべつの場所(ぼくの場合はエバーノート)に逃がしてやる必要があります。
しいていえば、この「価値を逃してやる」ということが、おもちゃ箱式ノート術で唯一の「管理」でしょう。
ノートを見返すことで「価値の再発見」をすることだけは、しっかりとやりましょう。
そうしないと、役立たずなノートになっちゃいますからね。
ぼくはミドリの「MDノート」をつかっています

ぼくがつかっているノートはミドリの「MDノート」。
大きさは「A5サイズ」でちょっと大きめ。
「おもちゃ箱式ノート術」では、外出時にノートをつかわないので、大きめサイズを買っておいたほうが使い勝手がいいんです。
ミドリの「MDノート」は非常にシンプルなデザインで、一見すると何のヘンテツもないふつうのノートなんですが……
地味だけど便利な2つのお気に入りポイントがあります。
【1】しおりがついている

ノートは「はっ!」と思いついたときに「パッ!」とメモをとれなければ意味がありません。
MDノートには、何か思いついたときに素早くメモをとれるように「ひものしおり」がついているところがお気に入り。
自分でしおりを挟んでおけば良くない?
という意見もあるでしょう。
しかし、紙のしおりは「はらり」と落ちてしまうことがあります。そのせいで失くしてしまうこともあるでしょう。
素早くノートをとりたいときには、ちょっぴり邪魔っけです。
「ひものしおり」ならノートと一体になっているので落っことしてしまうことも、失くしてしまうこともありません。
【2】どのページもフラットに開いておける

MDノートをおすすめするもうひとつのポイントは「どのページでもノートをフラットに開いておける」こと。
MDノートは「どのページでも」ノートを180度フラットに開いておくことができます。
これが便利なのよー
「おもちゃ箱式ノート術」では、月にいちどノートを見返して、再発見した価値のあるメモをエバーノートに書き写します。
このとき、ノートをフラットに開いて置いておけると非常に便利です。
フラットに開いたMDノートを見ながら、さくさくとエバーノートへ書き写すことができます。
面倒くさがりでズボラな人でもできる「おもちゃ箱式ノート術」まとめ

「おもちゃ箱式ノート術」3つの基本ルールは……
- すべてを一冊のノートにまとめ、ノートを管理しない
- 外出時にはノートを使わずアプリを使う
- 月にいちどノートを見返す
「おもちゃ箱式ノート術」では、ノートを分類したり管理したりせず、おもちゃ箱のようにすべての情報を一冊のノートにぽいぽいっ、と入れていきます。
「とりあえずこのノートの中を探せば必ずある」という状態をつくりだすこと。
管理するのは「月にいちど」ノートを見返すときだけ。
価値を再発見したメモや、長期保存をしたいメモをピックアップしてエバーノート(他の何かでももちろんOK)にまとめること。
これで、面倒くさがりでも、ズボラでも「たしかメモをとったはずなんだけど、どこ行っちゃったんだぁ?」ということがなくなり、ノートの管理をつづけやすくなります。
おためしあれ!