まいど!黒井(@961373)です。
ぼくが外出をするのに恐怖を感じ、ひきこもり生活をするようになってから、もう10年になります。
ひきこもりやニートは10年を過ぎると脱出するのが困難になるとも言われますが、ぼくはそんなことはないと思う。
だって……
ひきこもりニート歴10年のぼくは今日、新しく手に入れたカメラを片手に、外へ散歩に出かけられたのだから!!
「カメラ」はひきこもりの救世主になるか?
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ブログ用の写真を撮るためにミラーレス一眼カメラを手に入れたぼくは、テンションが上がり、大はしゃぎで散歩に出かけました。
カメラのレビュー記事にそのカメラで撮った写真の例を掲載したかったから、という理由もあります。
でも……
やっぱりテンションあがりますよっ!
昨日の晩なんて、カメラちゃんに頬ずりしてたら日付が変わっていて、はたと我に返り、慌ててベッドに入ったくらいですもん!(実話)
ひきこもりを脱出するためには……
外に出たい!(どーん)
という気持ちが何よりイチバン大事ですよ。
ひきこもり脱出は「外に出たい!」と思えれば簡単ですよ。
以前ぼくはポケモンGOというアプリがリリースされた日にも、気分のおもむくままに外出することができたんです。
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「外に出る理由」と「外に出たい!」という気持ちがそろったとき、人は外に出るんです。
それはひきこもりに限りません。
誰だって外に出るのは面倒なんですよ。とくに暑い日や寒い日、風が強い日や雨が降っている日なんていうのは、誰だって億劫なんですよ。
でもそこに「外に出る理由」と「外に出たい!」という気持ちがあれば、面倒や億劫という気持ちを乗り越えて一歩、外に出られます。
カメラじゃなくてもいいですから、何か外に出る理由を作ってみましょうよ。それが「楽しいこと」であればあるほど、ひきこもり脱出までの道のりは近づきます。
ひきこもりの子どもを持つお父さん、お母さんにお願いがあります。
絶対に無理ヤリひきこもりの子を外へ連れだそうとしないでください。
誰だってずっと家にひきこもっていては気が滅入るもの。それはひきこもりの人だって同じです。
ひきこもりが言うんだから間違いない!
い、威張れることじゃないか……
先に言った「外に出たいという気持ちがあれば外に出られる」というのが、ひきこもり脱出の本質だと思うんですよ。
あなたは無理ヤリ「これをやれ!」と命令されたり「こうしないと許さないぞ!」と脅されたりしたことを「楽しい」と感じますか?
ぼくはイヤだね。
ひきこもりの子どもを持つお父さん、お母さんには、どうか「無理強い」するのではなく、子どもの「興味や好奇心」と「外の世界」を上手く結びつけてやり、子どものほうから「どこどこに行きたい」と言ってくれるように、立ちまわってほしいんです。
大人のひきこもりが「ひきこもり脱出」するには?
またぼくを含めた大人のひきこもりの人も同様です。
楽しいことを見つけましょうよ。
カメラやポケモンGOがなくても「散歩をするだけ」でもけっこう楽しいものですよ。体を動かすことは気持ち良いものですよ。
午前中は1日の間でもまだ涼しいほうですし、あまり人も歩いていないのでおすすめです。
あとちょっと危ないかもしれないけど、注意しながら「ヘッドホン」をして音楽を聴きながら歩きましょう。ひきこもりがいきなり外に出ると、まず「外の世界のうるささ」にくらくらしてしまいますからね。
ひきこもりが家を脱出して、こんな写真を撮りました。
そして最後は……
上の写真はすべてPanasonicのミラーレス一眼カメラ「Lumix GF7」で撮影したものです。初めてでもキレイに撮れるからおすすめですよ。
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あとがき
家を脱出してからもう3時間も経ったのに、まだやや興奮状態にありますね。気の向くままに外出した気でいましたが、やっぱり心と体には大きな負担がかかっているようです。
でも写真もたくさん撮れたし、歩いて汗もかいたし、何だか清々しい気持ちもあります。この1件で一気に「ひきこもり脱出!」とはいかないでしょう。
何事も経験ですよ。
少しずつ経験して成長していければいい。
これからも家にいたいときは家にいて、外に出たいと思ったら、その気持ちを大切にして「えいや!」と外に出てみよう。
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