自分を殺してまで「ポジティブで前向きになる」必要って本当にあるの?

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まいど!黒井(@961373)です。

ぼくはうつ病をわずらっておりネガティブであることが多いんですけど、家族からはよく、こう言われます。

  • ネガティブは良くないよ。
  • ポジティブにならないと。
  • 前向きに生きていこうよ。

ポジティブで前向きであるほうが生きていくうえで快適そうに見えますけど、はたして本当にそうなんでしょうか?

ネガティブや後向きになるのは危機管理リスクマネジメントでもあります。恐怖や不安を感じることはいけないことなのかしら。

ぼくにはむしろ……

いつも「ポジティブであるべき」とか「前向きであるべき」という世間一般の考え方そのものが、元来ネガティブで後向きな性質を持っている人を傷つけているのではないかと思うのです。

ときには恐怖や不安とじっくり向き合う必要もあるんじゃないかしら。

ポジティブでありたい、前向きでありたいことは分かりますけど、そのせいで個人的な問題を見えなくさせているのであれば、こんなに滑稽なことはありません。

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ポジティブで前向きな人は「厄介」なんですよ。

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世間ではポジティブで前向きであることが理想とされ、あろうことかネガティブで後向きな人に対し、ポジティブであるべきだと押し付けてくることもあります。

ポジティブで前向きな人は、自分の考え方や感受性が「みんなの考え方や感受性と一致している」という感覚を持っているんですね。

これが厄介なんですよ。

この感覚を持っているから、常に「自分の考えは正しい」という論調を振りかざしてきます。元来ネガティブで後向きな性質を持った人間には、たまったものではありません。

どうしてネガティブで後向きではダメなんでしょう?

何か迷惑、かけました?

ネガティブな性質を持った人が無理やり「ポジティブ」になろうとするのはいいこと?

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結論から言ってしまえば、ぼくは無理やりポジティブになろうとするのが良いことだとは思いません。

自分の性質を偽ることは、常に自分を否定しつづけることと同じです。

自分をねじ曲げてムリをしていませんか?

ポジティブで前向きな人は目立ちます。そのおかげでロクに仕事ができない人でもポロッと出世してしまうこともあると聞きます。

出世レースに勝利するにはポジティブで前向きであるほうがいいのでしょう。

しかしネガティブで後向きな人間が彼らに能力で劣っているとは思いません。自分をねじ曲げてムリをするより、目立たなくても心だけはのびのびと仕事をしたいものです。

自分勝手に生きましょうよ。

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心理学的に幸福を感じる人というのは自分の人生を自分でコントロールできているという実感のある人なんですね。

これをコントロール感覚といいます。

コントロール感覚をしっかりと持っている人は人生をコントロールしているという実感があるので、ネガティブで後向きな人でも、自然と明るくなれます。

ぼくはネガティブであることと性格が明るい・暗いということは、完全には一致していないと考えます。

ネガティブだけど元気がある、ということもあるんです。

ぼくの基本的な性質はネガティブで後向きですけど、だからといって24時間365日いつもウジウジしているワケではありません。

あなたもそうでしょう?

ネガティブや後向きという言葉にはどうしても暗いとかじめじめとしたイメージがついて回りますが、ネガティブだけど元気があるということだってあります。

100ネガティブ、100ポジティブは存在しない?

ぼくは100%ネガティブである人や、あるいは100%ポジティブである人というのはこの世にほとんど存在していないと考えます。

100%ネガティブな人や、100%ポジティブな人がいるとすれば、それは刑務所か精神病棟の中でしょう。

人間には両面を見る目があります。

100ネガティブ、100ポジティブというのは両面を見る能力が欠如しているとも言えますよね。

極端に偏ることは、それが何であれよくありません。

精神分析の父の言葉。

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精神分析を基調とする哲学の創始者であるジークムント・フロイトは、こんな格言を遺しています。

人間は自分のコンプレックスを消し去ろうとするのではなく、それと調和を保つようにつとめるべきである。

無理やりネガティブで後向きな自分の性質を消そうとするのではなく、それをありのままに受け入れ、なるべく自然なままの姿で生きていけるよう調整していくほうが良いのです。

またフロイトは……

自分にひたすら正直でいることは、よい修練になる。

とも言っています。

自分を否定しても良いことなんてありませんよ。

なるべく素直に生きよう。

いきなりポジティブにならなきゃという気持ちと決別することはむずかしいでしょう。日本では「十人十色。いろんな人がいていいんだよ」と言いながらも、実のところポジティブでなければいけないという圧力があります。その圧力から完全に逃れることはできません。

だから、まずは休みの日くらい本来の自分でいようというところから自分を取り戻していくことをおすすめします。

それからイヤなこと自分には不向きであること自分がニガテとすることNOと言ってみましょう。

関連本には戦う哲学者として有名な中島義道先生の著書を選びました。学校に、社会に、違和感を覚えてならない、生きづらさを感じてならない人のための一冊です。

 

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2 件のコメント

  • どうもこんばんは。
    確かに日本は、露骨なまでのポジティブ思考を好みますよね。
    僕の偏見かも知れませんが、社会はポジティブで社交的な人を求める傾向が強いと感じます。
    素直に生きることは、当たり前のようで大切なことですね。
    一時期、ネガティブ思考はいけない、と自分を追い込んでいましたが、無理にポジティブであろうとすると、疲れてしまうんですよね。(笑)
    ネガティブは、何故か悪く見られることも多いですが、逆に慎重に行動できるとも捉えられるんじゃないでしょうか。
    ネガティブは悪みたいな考えが続くと、社会のどこかで無理が出そうですね。もう出ていますかね?

    • コンコンさんへ。
      いつもコメントありがとうございます!

      100%ポジティブな人なんていませんよ。いたとしてもその人は刑務所か精神病棟にいるでしょうね。人間はロボットとは違ってネガポジだけでなく「調子の良い悪い」もあります。

      しんどいときに休むことのできない社会というのはどうにもおかしいですよ。

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