ぼくは根っからの「動画共有サイト依存症」である。
「ニート」といえどぼくはブログを書いて収益を得ているので「ニコニコ動画」や「YouTube」の見過ぎによって「ブログが書けない!」ということになると大変だ。
ということで今回は「ついつい動画共有サイトに入り浸ってしまう人」に向け、ぼくが自分なりに工夫している「防止策」を5つ紹介する。
1.自分なりのルールを作る
自分なりの「ルール」を作りそれに従うようにすること。
そのルールは自分の欲望に「フタ」をするものではなく、むしろ「アナ」を空けて「逃げ場」や「ご褒美」を提供するものにしたほうが良い。
たとえば、
「もう動画は見ない!」
とするのではなく、
「1時間作業をしたら好きな動画を1本見て良い」
あるいは
「1時間机に向かって集中できないようなら息抜きに動画を見て良い」
というように「やや自分に甘いルール」を作ると続きやすい。
「ルール」や「習慣づけ」は「根性」とか「意識の力」によってコントロールしようと思った時点で、残されるのは「挫折」という道だけになってしまう。
むしろ「根性」や「意志の力」を「まったく使わずに守れる程度のルール」を自分に当てがうことだ。
ぼくには「何をやっても集中できない日」というのがある。正確に言えばそういう日が「よく」ある。
あなたも仕事をしていて、
「ああ、今日はもう何をやってもダメだ!」
ということはないだろうか。
「集中できない」とか「関係のないことを考えてしまう」とか「上手くできなくてイライラしてくる」とか「焦ってしまう」とか・・・
ひとの「集中力」なんてその程度だ。
そういうとき、ぼくは諦めて、
「今日はダメな日だから1日中動画見よう」
と決めてしまうことさえある。
ただしこのとき「今日は1日中動画を見よう」と決めて終わりにするのではなく、
「でも明日はアレをやるぞ!」
という予定も、一緒に決めてしまうのだ。
2.パソコンを常に「消音」にしておく
パソコンの音声ボリュームを「ゼロ」にしておくことも、動画共有サイトに入り浸ってしまうことに効果的だ。
常に消音の状態にしておき、必要なときだけボリュームを上げるようにする。
するとついつい動画共有サイトに足を踏み入れてしまったとときも「音量を上げる」という動作により「動画を見ようとしてるけどいいのか?」というちょっとした罪悪感にさいなまれるようになる。
これを続けていくと「動画を見ること」に後ろめたい気持ちを覚え、踏みとどまるようになる。
そこで「自分なりのルールを作る」に立ち返り「じゃあ1時間作業をしてから見よう」などと言い聞かせることもできる。
3.お気に入りから(そしてあなたの記憶から)削除する
この方法は「ニコニコ動画」や「YouTube」などの動画共有サイトを始めとして「Twitter」や「Facebook」などのSNS、Gmailの確認を防ぐ手立てとしても有効だ。
ブラウザのブックマークから該当するページを思い切って削除しよう。
本当にそれが必要なときに限りGoogle検索から「ニコ動」とか「ようつべ」と検索をかけて表示させればいい。いつも容易に手の届くところにあるから、手が伸びてしまうのだ。
4.時間制限を設ける
あなたの使っているブラウザが「Google Chrome」なのであれば、アドオンをインストールすることで「特定のウェブサイトに時間制限をかける」ことができる。
▶StayFocusd(無料)
「StayFocusd」は「特定のウェブサイトのURL」を入力することでそのサイトを閲覧できる時間に制限をかけることができる。
古典的な方法だが一定の効果はあると思う。
5.最終手段。インターネットを断つ!
インターネットを断つことは最終手段であり「諸刃の剣」である。動画共有サイトの視聴を防ぐことと引き換えに、作業をするのに必要なウェブサイトへのアクセスや、メールの受信、クラウドストレージやEvernoteの同期などを失うことになる。
これは警告である。
「最終的にはインターネットを断つこともできる」
ということを「ついつい動画共有サイトやSNSに手を伸ばしてしまう自分に」言い聞かせてやろう。
インターネットを使った便利なことをすべて手放すよりは、動画共有サイトやSNSを少しの間だけガマンすることのほうがずっと優しい。
言い訳ではない。あとがきだ。
いきなり本文を否定するけど「上の策をとっていても見ちゃうときは見ちゃうもの」だ。では上の策はまったく意味がないのか? というとそんなことはない。
ただどうしても動画を見たいとき、SNSを見たいときには「見ちゃおう」ということがあってもいいんじゃないかしら、とぼくは思う。
人間の行動はけっして「封じ」てはいけない。いくつかの「規制」にとどめておくこと。そのほうが健康的だ。
これはけして言い訳ではない。本当だよ?
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