まいど。
読書習慣がなかなか身につかなかった黒井です。
習慣づけたいことの大半がそうであるように、読書もまた面倒くさいんですよね。他の習慣より頭を使うということも、習慣化の壁として立ちはだかります。
ここでは、習慣化のなかでもむずかしい(と個人的に思っている)読書習慣を身につける方法を8つまとめて紹介します。
読書に限らずその他の習慣化にも応用が効くので、覚えておいて損はないですよ。
この記事で紹介する読書習慣を身につける方法は、以下のとおりです。
- ハードルを限界まで下げておく
- 読書習慣を身につけるメリットを書き出す
- 読書習慣を身につけないデメリットを書き出す
- 手を伸ばして届くところに本を置く
- いたるところに本を置く
- 場所と習慣をリンクさせる
- 時間と習慣をリンクさせる
- ドラマや映画を見てから原作を読む
【大前提】気軽な気持ちで読書をしよう。
読書に苦手意識を持っている人の中には「自分はバカだから読書をしても内容を理解できない」などと言う人がいます。
しかし、その考えは間違いです。
誰しも生まれたときからすらすらと読書ができるわけではありません。そもそも生まれたばかりのころは文字を読むことさえできないわけですからね。
読書に苦手意識のない人は、幼いころには両親から絵本を読み聞かせてもらっていて、やがて自分でも絵本を読むようになり、それから挿絵の多い児童書を読むようになり……。本人さえも気づかぬうちに、小さなステップを着実にのぼっています。
幼いころからあまり読書をしていなかったがゆえに、読書と聞くと「自分にはできない」と決めつけてしまっていてはもったいないです。
リラックスして、気軽に楽しもう。
読書はけして「できない」ことではありません。
読書はけして「堅苦しい」ものでもありません。
ただし、読書には「経験値」が必要です。
読書をしたことのない人が急に本を読むようになると、頭はもちろんのこと、肉体的にもかなり疲れます。パソコンで作業をするときとはまた違った体勢をとることで肩や首もこります。
ですから、まずはリラックスして、気軽な気持ちで読書を楽しみましょう。
読書習慣を身につける8つの方法。
読書習慣を身につけるための具体的な方法を紹介します。読書に限らずその他の習慣化にも応用の効くものも多いので、覚えておいて損はないですよ。
この記事で紹介する読書習慣を身につける方法は、以下のとおりです。
- ハードルを限界まで下げておく
- 読書習慣を身につけるメリットを書き出す
- 読書習慣を身につけないデメリットを書き出す
- 手を伸ばして届くところに本を置く
- いたるところに本を置く
- 場所と習慣をリンクさせる
- 時間と習慣をリンクさせる
- ドラマや映画を見てから原作を読む
ハードルを限界まで下げておく
これまで読書をしてこなかった人が、急に「一日に一冊の本を読む」などという目標を掲げても、失敗するのは目に見えています。
習慣化においてもっとも大切なことは「つづける」ということです。やや本末転倒な感じもしますが、継続のためになら、必ずしも「読書」をしなくてもいいと思います。
たとえば「一日に一度は本を開く」という目標はどうでしょう?
本を開くだけ。その本を読むかどうかは、そのとき考えればいいのです。読めそうなら読めばいいし、仕事終わりでくたくたなら、そのまま閉じて、元の場所にもどす。
これで目標達成です。
大事なのは「つづける」こと。そして「自分はちゃんとつづけられているぞ」と自己肯定をすることです。読書習慣がしっかりと身につくまでは、本末転倒でもつづけられればそれでいいという気持ちでじっくり取り組みましょう。
読書習慣を身につけるメリットを書き出す
読書に限らず、何か習慣を身につけたいときにはまず「その習慣を身につけるメリット」を書き出します。紙やノートに書き出しても、メモアプリに書き出しても構いませんが、きちんと時間をとり、じっくり考えて書き出します。
たとえば……
- 新しいスキルの獲得
- ビジネス書で理解力/読解力をつける
- 小説で想像力/共感力をつける
- 中古本なら100円で数時間も楽しめる
- いざ仕事で本を読むときに楽になる
この他にも、あなたなりのメリットを見つけましょう。
反対に「読書習慣を身につけるデメリット」を書き出すのもおすすめです。
読書習慣を身につけないデメリットを書き出す
読書習慣を身につけない場合のデメリットについても書き出します。
反対に「読書習慣を身につけないメリット」を書き出すのもおすすめです。
たとえば……
- 不勉強だと思われる
- 読書習慣のある人との差が広がってしまう
- いざ仕事で本を読むときに大変になる
手を伸ばして届くところに本を置く
一日のうちで多くの時間を過ごす場所。
そこから手を伸ばして届くところに本を置きます。
つくえに向かっている時間が長いなら、つくえの上に本を置いておきます。
家ではリビングにいることが多いならリビングのソファから手を伸ばして届くところに。家に帰ったらあとは寝るだけというならベッドサイドに、それぞれ本を置いて置きます。
手を伸ばして届くところに「リモコン」があり、ついついテレビを点けてしまうのなら、リモコンを手の届かないところに置いておくことも重要です。
いたるところに本を置く
一冊の本を集中的に読む必要はありません。
いろんなところにぽんぽん本を置いてしまいましょう。
たとえば……
- つくえ
- ベッドサイド
- リビングのテーブル
- トイレ
- キッチン
- かばん
各部屋に一冊ずつ本を置いてもいいかもしれません。
とにかく「ふとしたとき」に手の届くところに本がある、という状況を作っておきます。
場所と習慣をリンクさせる
いたるところに本を置いたら、今度はそれぞれの「場所」と読書をリンクさせます。
- トイレに入ったら読書をする
- キッチンで調理中に読書をする
- 布団に入ったら眠くなるまで読書をする
特定の場所と習慣をリンクさせると本を開くハードルがぐっと下がります。
また、時間や行動と習慣をリンクさせることも大切です。
時間と習慣をリンクさせる
時間と習慣をリンクさせることも効果的です。
- 通勤時間には読書をする
- 休憩時間には読書をする
- 待ち時間には読書をする
ドラマや映画を見てから原作を読む
ドラマやアニメ、映画などの作品には、原作のあるものが数多く存在します。
根っからの読書家であれば「原作から入る」ということもあるでしょう。しかし、読書に慣れていない人には「先にドラマやアニメや映画を見てから原作を読む」という流れがおすすめです。
先に映像作品を見て、それから原作の漫画や小説を読むと、大まかなストーリーが頭の中に入っている状態で原作を読むことができます。すると、内容を理解することが楽になり、読書スピードもあがります。
映像作品と原作の細かな違いに気づいておもしろいし、テンポよく読み進めることができると、気分もいいですよ。
行動科学に基づいた習慣化メソッド「ABCモデル」
読書に限った内容ではないためこの記事での詳しい解説は割愛しますが、行動を科学的にマネジメントする方法として「ABCモデル」と呼ばれるメソッドがあります。
以下の3つの要素を管理することで、習慣化を図ります。
- 先行条件
- 行動
- 結果条件
詳しくは下の記事をご覧ください。
読んだ本を売り、また新しい本を買う。
毎日のように本を読んでいると、だんだんと本の「好き嫌い」が分かるようになってきます。こういう本が好き。この手の本は嫌い。このひとの文章は読んでいられない……。嫌いだな、苦手だなと感じる本は、思い切って読むのをやめてしまうのもひとつの手です。
本との出会いは一期一会。読んだ本や苦手な本はすぐに売ってしまい、そのお金でまた新しい本を買うことをおすすめします。
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