どうも、黒井みなみ(@961373)です。
うつ病のきっかけはひとそれぞれです。うつ病のきっかけとして多い環境と、いまあなたが置かれている環境を照らし合わせてみることで、うつ病を未然に防ぐことができます。
今回は「うつ病のきっかけ」を4つ紹介します。
大前提:うつ病のきっかけはひとそれぞれ
大前提として「うつ病のきっかけ」や原因はひとそれぞれであることを覚えておいてください。
これから紹介する「うつ病のきっかけ集」が自分の置かれている環境とはまったく関係がないとしても、それは「うつ病にかからない理由」にはなりません。
現代人はいまだかつてないほどのストレスを「誰もが」受けています。そのうえで生きているんです。うつ病はだれにでも発症する恐れのある病気なのだということを、どうか覚えておいてください。
それでは本編へお進みください。
1.職場や家庭での対人ストレス
現代に生きるひととしてどうしても避けられないのが「対人ストレス」です。うつ病にかかりやすい性格として「内向的である」ということが言われるのもうなずけます。
ただ「自分は外交的だから大丈夫」と侮ってはいけません。対人ストレスは多かれ少なかれ現代人のだれもが受けているストレスです。
実際に「外交的だけどうつ病になった」という例は数多くあります。
1日のなかで「ひとりの時間」を持つようにしてください。ひとと接してばかりでは「本当の自分」を見失ってしまいます。
2.精神が不安定になるような出来事
家族や友人の死別や失恋、結婚や出産などをきっかけにうつ病が発症するというケースがあります。
死別や失恋の場合では「突発的なストレスや憂うつ感」が原因となりうつ症状が現れ、結婚や出産の場合では「夫への不満」や「ホルモンバランスの乱れ」によりうつ症状が現れることがあります。
3.環境の変化
また昇進や引越しなどの「環境の変化」をきっかけにうつ病が発症するケースもあります。
前述した「結婚」にかんしても、たとえ「夫への不満」がなくとも「環境の変化」によりうつ症状が起こる可能性もあります。
環境が変化したことへの「適応」がうまくできなかったり、昇進した際に生じるプレッシャーなどがストレスとなり、焦りや不安から憂うつな気持ちになってしまうんですね。
4.病気やケガによる身体的なダメージ
意外に思われるかもしれませんが、さまざまな病気やケガをきっかけにしてうつ病になってしまうケースというがあります。
もっとも有名なのは「糖尿病をわずらうとうつ病を併発しやすい」ということでしょう。
▼糖尿病とこころ-eヘルスネットから
糖尿病患者はうつ病になりやすく、またうつ病患者も糖尿病になりやすいといわれています。うつ病になると、血糖値のコントロールがむずかしくなり、糖尿病の合併症が多くなりますので、うつ病を早期に発見し適切な治療を受けることが重要です。
さいごに
うつ病は目に見えない病気だからか「甘く」見られているフシがあります。インターネット上ではよく「うつは甘え」などというまったく根拠のない(そして心のない)言葉を見かけますね。
うつ病はさまざまなことをきっかけにして、だれにでも起こる可能性のある病気です。侮ったり、バカにしたりするのではなく、どうか真剣に向き合ってください。
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