まいど。
黒井です。
日本の老舗オーディオブランド「DENON」から販売されているヘッドホン「AH-D1100」は、定価およそ20,000円の高級ヘッドホンですが……
実売価格では「6,000円」を切っています!
この記事では、DENONのAH-D1100が「値崩れ」を起こした理由についてと、AH-D1100の「前後期モデル」について解説します。
DENON AH-D1100はどうして値崩れしたの?
AH-D1100の値崩れの原因は、ズバリ「耐久性の低さ」です。
AH-D1100はヘッドホンのハウジング部分とヘッドバンドを繋いでいる「アーム部分」の耐久性が低いというレビューが多く、販売開始から値崩れをし続けています。
写真の部分の耐久性が低いために、AH-D1100は値崩れを起こしました。
AH-D1100は、大きな振動板を採用しており非常に高音質でありながら、コンパクトで持ち運びのしやすいヘッドホンです。
それゆえに「ポータブルで使用するユーザー」が多く、とくにポータブル用途での耐久性の問題が浮き彫りになり、値崩れを起こしてしまいました。
AH-D1100には「前期」と「後期」の2モデルある
アーム部分の耐久性に問題があり、大きく値崩れしてしまった「AH-D1100」ですが、音質については文句なしに良いのです。
このまま値崩れを起こしつづけ、販売が終了してしまうのは悲しい、という意見も多く見受けられました。
その結果、AH-D1100には「アーム部分が補強されたマイナーチェンジモデル」が誕生しました。現在は補強前の「前期」と、補強を施した「後期」がないまぜになって販売されている状態です。
インターネットで「AH-D1100」を購入する場合、アーム部分の弱い前期モデルか、アーム部分を補強した後期モデル、そのどちらが届くか分かりません。
AH-D1100 前後期の見分け方
前後期の見分け方は「アーム部分の溝」です。
補強された後期モデルには、アーム部分の溝に等間隔で「ブリッジ」があります。このブリッジでアームが折れてしまうのを防いでいるようです。
補強されていない前期モデルのアーム部分の溝にはブリッジがありません。
ぼくが所有している「前期モデル」の溝は……
このように、ブリッジがなくスーッと続いています。
箱の中に入っている状態でも、確認することができます。
AH-D1100の「買い方」
- AH-D1100には前後期の2モデル存在する
- ネットでは前後期どちらが届くか分からない
以上のことから、AH-D1100を「何の知識もなく」購入するのはおすすめできません。この章では、AH-D1100を購入する場合に、どのようにすれば良いのかを解説します。
AH-D1100を購入する方法は、以下の2パターンです。
- 補強された後期モデルが欲しいなら量販店で
- とにかく安く手に入れたいならAmazonで
補強された後期モデルが欲しいなら量販店で
ポータブル用途での使用を考えているため、どうしてもアーム部分に補強が施された「後期モデル」が良いという場合には、大型の量販店へ足を運ぶのが無難です。
絶対に後期モデルがほしいなら、量販店へ行き自分の目で確認するか、店員さんに「前後期どちらのモデルですか?」と訪ねてから購入されることをおすすめします。
しかし、一般的に量販店では値崩れが起きづらいので、ネットで購入する場合より「割高に」なることを覚悟しなくてはなりません。
とにかく安く手に入れたいならAmazonで
家の中でしかAH-D1100を使用しないのであれば、よほど乱暴に扱わない限りアーム部分が折れてしまうことはありませんから、より安価で手に入るAmazonでの購入をおすすめします。
前後期モデルを選ぶことはできませんが、とにかくお安く手に入れることができます。
ぼくはAmazonで購入しました。
AH-D1100の開封と詳細レビューは?
AH-D1100はDENON特有のふくよかな低音が気持ちいい、良くバランスの取れた音質です。音質について、また装着感やつけ心地については、別の記事にまとめています。
コメント
[…] AH-D1100が高音質なのに値崩れした理由は?DENON AH-D1100は定価20,000円の高級ヘッドホンですが、アーム部分の耐久性の低さから値崩れが起こり実売価格は6,000円を下回っています。この記事 […]